2024年度、新潟県の高校入試の流れをまとめる

合格発表から数日が過ぎ、まだ少し興奮が冷めやらぬ毎日が続いています。今後の参考に?なるかもしれないので大まかな流れをまとめます。

 

基本は、新潟県庁>教育長>高等学校教育課のWebサイトに掲載される情報を定期的に確認していただくことになります。より難易度の高い高校を目指す方向けのまとめになっていると思いますが、参考にはなると思います。

 

◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・◆・

 

 

<2022年>~中2の頃~
◆12月 第2金曜:入試の約1年前、12月に1年後の入試に向けた日程が公表される
※上記、新潟県庁>教育長>高等学校教育課のWebサイト参照
◆ 1月 (塾屋の独り言:2023, 2024年度のそれぞれの入試は、一部の問題の難易度が高く、それ以外の問題の難易度は低く、結果として『通知表(内申点)でどれだけリードを持っておくか』がかなり重要であった可能性が高いです。できるだけ中2から通知表の評定を意識して、特にエリアトップの高校を目指す方は最低でもオール4(オール4でもやや厳しいです)、新潟高校を目指す方は5科目はオール5の他はオール4を目指しましょう。内申点は1年間の平均(45点満点)の3年分(135点満点)なので、中3になってから焦っても良くできるのは135点中の45点分だけです。中1と中2の頃からやるべきことをやっておかなければ後で後悔することになります。)
◆ 2月
◆ 3月
<2023年>~中3になってから~
◆ 4月
◆ 5月
◆ 6月

上旬新潟明訓高校オープンスクールの受付開始(午前の部と午後の部があって先着順です。早めの登録を!)

※新潟明訓高校は10月にもオープンスクールがありますし、個別見学の受付や吹奏楽部の部活見学も実施しているようです。

 

下旬:中学校に高校の先生が訪問しての高校説明会

※我が家は新発田市の公立中学校ですが、新潟市内の高校からも先生が説明会に来てくださっていました(新潟高校、新潟明訓高校など私立高校、新発田高校、新発田南高校など地元の高校)。
※地域によっては実施していないところや、時期が異なるところもあると思います。

◆ 7月

1日(土曜):新潟明訓高校オープンスクール

 

28日(金曜):**高校オープンスクール(新潟市)

◆ 8月

21日(月曜):**高校オープンスクール(新発田市)

◆ 9月

実力テスト①(下越地方の中学校でほぼ実施されると思われる業者テスト)

※実力テストの難易度は学校の定期テストと比較して50点分くらい高めです。定期テストで450点くらいとっている場合は400点くらい、400点くらいとっている場合は350点くらいの範囲に収まっていれば良いでしょう。その目安に達していない場合は、定期テスト対策を含めた勉強方法が誤っている可能性がありますので、塾に相談に行くなどして抜本的に見直す必要があります・・・中3の9月からでは正直遅いので、特に新潟高校をはじめとしたエリアトップ高校を目指す人は中2のうちに何かしらの外部模試を受けて実力をはかっておくことをお勧めします。
※12月に実施される三者面談は、9~11月に実施される実力テストの結果を元にしたお話になります。つまり、入試本番の3月をゴールとして勉強を進めていたのでは間に合わない・・・学校の先生に志望校を下げるような提案をされることになります。よって、遅くとも夏前の部活を引退するくらいの時期から受験勉強を始めて、この9~11月に実施される実力テスト(業者模試)である程度の結果を出せるようにしておく必要があります。この視点、大切ですよ。

◆10月

実力テスト②(下越地方の中学校でほぼ実施されると思われる業者テスト)

・高校の学園祭

※オープンスクールで学校の雰囲気をつかみづらいと思った方は、それぞれの高校の学園祭を見学に行くのも良いでしょう。当然のことながら学園祭は毎年実施されているので、行けるうちに行っておく、というのが良いかもしれません(特に目指している学校が明確な方ほど)。

 

・早めにインフルエンザワクチンの接種をしておきましょう(病院によってはワクチンがすぐになくなるところもあるので早めに)。

・最終金曜(2023年10月27日):「入学者選抜要項」「募集人数」発表
 ※新潟県庁>教育長>高等学校教育課のWebサイトに掲示

◆11月 実力テスト③(下越地方の中学校でほぼ実施されると思われる業者テスト)
◆12月

12月1日~:公立高校Web出願の「志願者情報入力
 ※メールアドレスの登録など基本的な情報のみ。どの高校を受けるか、の登録はまだ先。

12月上旬~:私立高校のWeb出願登録(本登録)
 ※高校ごとに出願システムが異なる(もちろん公立高校のシステムとは別)ので大変ですが1つ1つ落ち着いて進めましょう

12月上旬~中旬:学校で三者面談①
 ※ここでは受験高校の確認、公立の確認をしたうえで、話の中心は「私立はどこを受けるか」

実力テスト④(下越地方の中学校でほぼ実施されると思われる業者テスト)

◆ 1月

実力テスト⑤=最終(下越地方の中学校でほぼ実施されると思われる業者テスト)

・1月~:私立高校の入試開始

※1月・2月・3月と高校ごとに複数回の入試があります。情報収集と準備が大切、親の出番です。
※新潟明訓高校は2月1日のほぼ一発です。登録など忘れないようにしましょう。

 

・1月中旬~下旬:学校で三者面談②
 ※ここでは主に公立高校受験先の確認・決定

・1月いっぱい:コロナワクチン接種
 ※コロナウイルスワクチンは2~3か月ほどで抗体が減少していくそうなので1月に受けるのがベストではないでしょうか

・1月下旬~2月上旬:公立高校Web出願システムに、受験する高校を登録&受検料納付

※中学校によって指示の出し方が異なります。我が家は2月上旬に「2月6日から登録を開始するように」という指示でした
※受検料納付はコンビニ払いかクレジットカード決済

◆ 2月

・2月中旬(2024年2月19日月曜~21日水曜正午):出願

※中学校の先生が内申書などを高校に提出するもの。
※各家庭は上記「Web出願システムへの受験校登録と受検料納付」を終えていればここでやることはなし。

 

2月中旬(2024年2月21日16:00):第1回倍率発表

2月下旬(2024年27日火曜~29日木曜正午):志願変更
 ※中学校の先生が内申書などを高校に提出するもの。上記と同様、各家庭でやることはなし。

・2月下旬(2024年2月29日16:00):最終倍率発表

◆ 3月

3月上旬(2024年3月6日火曜):本検査(公立高校入試)

・3月中旬(2024年3月13日水曜):追検査( 〃 )
 ※追検査は、本検査をインフルエンザ罹患等の理由にやむを得ず受験できなかった生徒の救済措置

・3月中旬(2024年3月15日金曜):合格発表
 ※合格発表後に、欠員補充の2次試験あり

 

はい、ということでやることたくさんです。親の出番ですね。

中2の12月に入試の日程が発表されるのは案外盲点ではないでしょうか。これを見逃していて気が付いたらいろんな話がどんどん進んでいて・・・ということはありがちです。オープンスクールの申込みなども思ったより早くから始まりますので、子どもからちゃんと情報を集めるようにするのが親の仕事です。学校からのプリントを親に見せない子どもに対して「何やってんの!?」と叱る親御さんがいますが、個人的には「それは親が悪い」です。親が確認すれば済むことですからね。ちゃんと点検してあげましょう。

ちなみに2024年3月現在の中2・・・つまり2024年に中3になる子供たちの入試日程は、2025年3月5日水曜が本検査、なか7日あけて3月13日木曜が合格発表です。曜日の関係でしょうが、合格発表までの日にちが1日短いですね。もやもやする時間がちょっとだけ少ないのはちょっとだけ羨ましい。

_

コメントを残す