月: 2023年7月
いろいろあると悪いので学校名は全部伏せて。わかる人だけわかれば良いかな、と。
9校がゴールドに選ばれ、その中から7校が県コンクールに「推薦」されました。この表現は吹奏楽のコンクールならではですよね、推薦されるんです。これで長く続く県大会への連続出場記録を無事に守ることができました。素晴らしい!
思い起こせばコロナ初年度の2021年、見学で会場に行くのもはばかられるような状況の中、先輩たちに率いられて見事県コンクールに出場できたものの、諸事情により辞退。2022年も先輩たちに率いられて無事県コンクールに出場、娘としては初出場となった県コンクールですが銅賞で終焉。そして最上位学年となった今年、自分たちが「先輩」の立場になって果たしてどうなるのか、恐らく相当な緊張をしていたと思うのですがそのような中、素晴らしい演奏をしてくれたと思います。上手だった。
また、今までの2年間は結果発表はWebで見るだけだったのですが、今年は会場で発表する形式に。本来はこうだったのですね・・・アニメ「響けユーフォニアム」でそうだったように、1校ずつ順番に金・銀・銅を発表されていく形。会場内には生徒たちしか入られないのですが、親切なことに会場のドアを開け放していてくれたので我々保護者も表彰の場面を覗くことができました。感動!
学校名が呼ばれ、「金賞、ゴールド!」と呼ばれたときは本当に涙が出ました。これで8月に上越で行われる県コンクールに出場することができます・・・親としてはもう1回その演奏を聞くことができます。立派な親孝行です。ありがたい!
後日談:各学校に評価された点数がフィードバックされるのですが、そこでは県コンクールに推薦された7中学のうち娘の中学校は5番手の評価であったようです。このままいくと県コンクールでは昨年同様「銅」という評価になってしまう可能性が高いのかもしれませんが、仮に結果が伴わなかったとしても何か目標に向けて頑張ることは中学生にとってとても大切なことだと思うので、ぜひ娘を含めた3年生が後輩たちをリードして残り数週間、本番に向けて頑張ってもらいたいと思います。全力で応援・サポートしまっせ!
さて、学校前です。子供たちは帰ってきて楽器を積み下ろして、最後に皆で集まって先生のお話を聞いている模様、出てくるのを待って疲れた娘の荷物でも持ってあげようかと(過保護ではありますが・・・)。
今日は例年よりも長めに各学校の発表を聞いてきました。中学生にもなるとほとんどの楽器運搬やセッティングを子供たちが自分たちでやることになるのですが、それでも打楽器を中心に大きくて重いものがたくさんあります。ですから、このようなちゃんとしたコンクールの場面などでは会場まで業者に運んでもらった学期の積み下ろしや袖までの移動、ステージが始まる前の搬入とステージが終わってからの搬出を親が手伝うことがあります。というか、我が娘の学校はそれが基本でした。小学校にも金管部があり、それを経験していた親が多いのでその流れで・・・というのもあるかもしれません。しかし、学校によっては親の手伝いが一切ないところもあるのには驚きました(悪い意味ではなく)。
さて、学校で育てている(ミニ?)トマトの苗。学校ではしおれて今にも枯れそうな雰囲気になってしまっていたようですが、家に持ち帰って日陰に置いておいたところ復活したように見えます。
調べてみると、プランターや鉢に植えた場合、土全体が直射日光で熱くなりすぎて苗が弱ってしまうことがあるようです。日陰に移して大正解のようです。
さて、名前です。名前を付けるのがルールになっているということはないようですが、娘は命名したとのこと。なんていう名前にしたのかを聞いてみると「にさぶろう」とのこと。これ、私(父親)の爺さんの名前なんですよね・・・相棒とわしで大笑いしました。ナイスセンス!
わしの母方の祖父が「にさぶろう」、わしの父が「さぶろう」、相棒の祖父も「さぶろう」ということで先祖には「さぶろうが多い」みたいな話は昔からネタでしていたんですよね。にさぶろうを漢字で書くと「仁三郎」なのですが、わしがずっと小さくてそんな漢字を知らないときは「二三郎」かなと思って「なんて兄弟が多いんだろう」と驚いたことがあったのですが、それもネタで話をしていたんですね。そんな話を娘が覚えていたのかは不明ですが、たくさんの実がなることを願ってでしょうか「にさぶろう」と名付けたというのですから、笑わずにはいられません。
わしが生まれた時はもう「にさぶろう」は故人となっていたので、どんな人かは全く持ってわかりませんが、ひ孫が自分の名前を知ってくれているだけで天国では喜んでいるんではないかと思っております。それくらのユーモアがわかる人であってほしいもんです。
※先日、母にあった時にこの話をした時、母も母の妹(わしのおば)も笑って聞いてくれていたので、まぁOKでしょう(^^;。
ということで我が家の新生にさぶろうは無事夏を乗り越えて結実してくれるでしょうか。しっかりと見守りたいと思います。
娘の志望校のオープンスクールに参加してきました。親も参加できる、ということで両親揃っての参加。平日の午前なので見渡してみても父親が参加しているご家庭はほぼ皆無! そんな中で「両親揃って」参加しているとなるとほぼそんなご家庭はいない状態でした・・・ので娘はもしかしたら恥ずかしい思いをしていたのかもしれません・・・が、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。
高い学力の子どもたちが集まる環境で、自分が現役の時は触れることすらなかった、想像することもなかった場所です。行ってみると、まぁ驚くほどすべてのクオリティが高い。もちろん求められるものも高いのはそうだと思いますし、中には他者と自分を比較して自己肯定感が下がってしまうような子どももいるのだろうと思いますが、それこそ親・子に関わる大人の出番。高校になったら他者と自分を比較するよりも、自分の目標・目的に対して何ができるか、何をやりたいか、それだけを考えていればよいのだと思うので、その考え方をしっかりと伝えていくことが大切なのだろうと思っています。
とにかく先生も生徒も立派な人たちばかりでした。特に在校生3人のインタビューの時間は秀逸。こんな先輩たちのようになりたい、と思えた中学生が多かったのではないでしょうか。
逆にこのオープンスクールに参加して、違和感を持った生徒はどんなに賢くてもこの高校に入るべきではないでしょうね。口コミサイトのようなものを見ると、学校や学校の先生などに対する批判めいたものを見かけることもありますが、お門違いというか「先生の教え方がへた」だったとしても、ではそこをどうやって乗り越えていくかを考えて実践していけばよいだけで、そういう生徒こそがこの高校を目指すべきである、ということだと思います。高校生になっても「教え方」に期待している時点でどうかという話です。教え方が悪い・下手・自分に合わないと感じたとして、その中で自分はどうするか・何ができるかを考えてそこを乗り越えていけばよいだけの話。そしてそれがこの高校で求められる姿勢であり生徒像であると。そういったところもしっかりと、良い部分としてポジティブに伝えていきたいところですね。
改めて環境は大切だと思い知らされました。またしっかりと家族皆で協力していきたいな、と思います!