「上善如水」とはこの人の言葉。ちょいとしっかり勉強してみようかと。
ガラスペンを買ってから、詰まりの心配のないラメ入りのインクを使ってみたくなりました。まぁ娘がガラスペンに興味を持ったので、ガラスペンをより楽しんで使ってくれるといいなと、共通の話題になるならいいなと、そんな風に考えた父の必死なアプローチの手段であったりもします。
で、書いてみたところこんな感じ。写真だと緑色の雰囲気がちょっと違う、この写真だと少し青みが強いけれどももう少し緑が強め、名前の通りエメラルドっぽいです。
でも、落ち着いたエメラルド色で、明るすぎず暗すぎず、ラメさえ入っていなければ普通の万年筆に入れて普段使いしたいくらい良い色です。
金ラメは思ったより目立たず、言われなければ気づかないかも(^^;。あと、エルバンは薄い、という話をよく聞きますが、実際書いてみると滲む感じがするし裏抜けもあるので本当に薄いのでしょうね。その分、万年筆インクとして使うにはペン側へのダメージが少なくて良いのかもしれません。
中国方面のインクのようです。有名な漢詩をモチーフとして作ったインクのうちの1つとのこと。
こちらは「秦淮に泊す」という詩がモチーフ。
残念ながら漢詩にはまったく教養がないので何とも言えませんが、鮮やかな紫に銀のラメ、ずいぶんと女子力の高いインクでした。娘がクリスマスカードとか年賀状を書く時に使えるかもしれません。
これも「働き方改革」なのだろうか。
思い返せば私が子供のころ、私の母はいくつも仕事を抱えて朝から夜まで、週末の休みもなく働いていた。今、80を過ぎてまだまだ体は元気であるところを見ると、想像を絶する鉄人であると敬意を払わずにはいられないけれども、自分に置き換えて考えてみるとゾッとする。
そして、今、国が・社会がその道を推奨し始めている現実。ある程度、覚悟を決めなければならないのだろうと感じているところ。
こちらは上記ニュースへのコメント。Yahooのコメントなんてまともなものはないと思って滅多に見ないのだけれどもこのコメントは正しいように感じたので引用。
母がそうであったように、複数の会社・仕事をかけ持つようになると、その間にある時間のコントロールはすべて自らの手にゆだねられる。つまり、そこに無理が生じる。今の日本の社会・企業文化では特に「すいません、その日は休みなんです」なんて言えるわけがない。そんな融通の利かない人間にお願いするくらいなら、無理を聞いてくれる都合のいい人間にお願いした方が良いから。そして、みんなそれがわかっているから無理をする。
一昔前とは違い、会社に勤めていても給料はほぼほぼ上がらない。なんなら、企業によっては人件費こそが無駄だ、なんてことを言っている始末。でも、生活のコストは上がり、決して減ることはないとなると、どうにかして収入の枠を増やすしかない。正攻法でいくには「副業」で何とかするしかなくなってくる。だから、知識や技術を持っている人間はそれを生かしていろいろやっている。例えば「株」だったりするわけだ。では、知識も技術もな五人下はどうしたらよいのか、となる。悩ましいところだ。今から老後のことも考えてその「何か」をできるようにしておく必要はあるんだろうな、とは感じる。
一方、有名な大統領が正解を引退するとのニュース。85才とのこと。
85歳まで頑張られたのか・・・という視点と、一方では85歳まで活躍の場があったことは何と幸せなことか・・・という視点も。
そんな視点がありながらも、外から見た時の日本社会の違和感のようなものについてのコメントは相応に価値があるのではないか。でも、日本人から、日本の社会からその良さを取り除いてしまったらどうなるのだろうか、という気持ちもある。資源も何もない、人口・子供の数は減る一方の国で、技術と、それを生かしたサービスで徹底的に生き延びていくしかない我々が、その武器の1つであるサービスを手放すようなことになれば・・・という不安鹿内。
つまるところ、色々な苦しさのようなものは感じながらも、それに抗う術は見つからず、その枠の中で何とかしていくしかない、という結論にしかたどり着かないのが現状。相棒とわしで老後に向けて何かしらできることがあれば良いことではあるなぁ、とは思う。ちょっとずつそんな話をし始めても良い時期なのかもしれない。