これは・・・よろしくないでしょうね。私は反対の立場。
部分部分を拾えば決して間違ったことは言っていない。
- 長い会議は無駄
- ビジネスは戦い
- 鬼は必要
その通りだと思う。同意。
- 長い会議は無駄
→特にそれが報告中心の会議だとなおさら。ただし、そうでもしないと伝わりきらない部分もある。なぜか。3つ目の鬼は必要、というところにつながる部分でもありましょうな。聞いているふりして聞いていない人がいる。聞いているが、知っていて従わない人がいる・・・そのくせ責任も取らない。聞いているが理解できていない人がいる。そんなに優秀な人間ばかりではない。 - ビジネスは戦い
→1対1の局地戦で1つ1つ価値を収めていくのが最終的な勝利に結びつくのだと思います。局地戦で勝てないのに全体的な勝利に結びつくわけがない。ただ、すべての戦局が局地戦・ゲリラ戦になっては間延びして疲弊する。最終的には体力が大きいところが勝つ。大が小に勝つにはそれでもよかろうが、それでも極力ロスを少なく買っていくためには1対1にならないように組み立てていった方が良いのではないだろうか。小が大に勝つには1対1をしっかりと勝ち切るしかないと思いますが。 - 鬼は必要
→これは絶対ですよ。鬼がいなくとも皆しっかりと動くという組織もあるかもしれない。けれどもそれはある程度の規模までではないだろうか。1人1人が船頭となって意思をもって動く、船頭同士がうまく立ち回りながら動く・・・でも限られた盤面であったり、船頭の数が増えすぎたりしたときには、そこに絶対に無駄ができる。無駄・隙間ができると、そこでよからぬことを考える輩が出てくる。だからルールが必要。ルールがあっても守らない人間もいる。だから鬼が必要。鬼はいらない、鬼がいる会社はブラック・・・これは程度によると思いますが・・・鬼がいなくても動く組織は(ある一定の規模を超えたら)ないと思う。
とまぁ個人的な思いを書いてみたが、それらは別として、この社長の表現というか、使う言葉など、賛同は得られませんでしょうね。組織のポイントポイントに社長の考えをしっかりと受け止めて動くことができるキーになる人間が育っていれば、わざわざこんな物言いをする必要はないわけで、ということはこの会社は組織の構築に失敗しているともいえるわけです。では誰にその責任があるかといえばそれは代表なわけで、その人間がそのことに触れずに、(わざとやっているのだろうとは思うが)あのような言葉を使い、(あえて社員を奮い立たせるようにするためだとは思うが)社員を煽るというのは正しい手順だとは思えない。
ものすごい勢いで会社の規模を拡大してきた企業が、組織を整えるのに手が回らなかったということをまずは認め、そのうえで社員を煽る、理解を得る、モチベーションをかける、というのであればわかりますけれどもね。
ネット上で騒ぎになったことに対して、会社がプレスリリースとして謝罪をしつつ狙いがあっての行動であるというような弁解をしているということは、やはりそれなりに考えをもっての行動なのでしょう。準備はできているのでしょう。しかし、それが末端まで行き届いていないから、今回のように社外に出るはずのない文書が社外に出ている・・・やはり組織作りに失敗があるのだと思います。
うん。となると、私のようなへそ曲がりはこう考えるのです。こんな人がトップにいる会社が提供する商品は信頼ができるのだろうか・・・食べたくないなぁ・・・と。身近にあるところでは、
- かっぱ寿司
- 牛角
- ステーキ宮
- 寧々家
- 暖や
- いろはにほへと
- カラオケ時遊館
- フレッシュネスバーガー
あたりですかね。これらのお店にはいかないようにします。おいしいものを出してもらえそうにないですもの。