2024年10月25日金曜、例年の通り10月の最終金曜に発表されました。2025年度新潟県公立高校入試(=2024年度の中3が2025年3月に受験する試験)の確定情報となります。公開されたのは25日金曜ですが、ここ1週間ほどのこのブログでの公開情報が多いので公開日をずらしております。ご了承のほどを。その上で、長くなりますので興味がある方は「続き」からご覧ください。
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全体像
- 大きくは変わっていないと思います。一部、定員の変更があったり、様々な事情で欠席が多くなってしまった生徒への対応が充実したり、というのはありますが大きな変更はないでしょう。
- 欠席が多くなってしまった生徒への対応については、「自己申告書」に高校生になってからの意欲などを記載させることで・・・要は高校生になったらちゃんと高校に通うつもりがありますよ、その強い意志がありますよ、ということを表明させることで中学時代の欠席についてある程度目をつむりましょう、それだけで不合格にはしませんよ、というものかと思います。国の方針ですね。ただ、ある程度欠席が多いと通知表=内申点には影響が出て4や5の取得はできなくなりますので、「休んでいても内申点まで考慮が及ぶということはない」ので注意が必要です。
- 重要 : 定員とは少し違いますが三条高校に理数科が設置されますね。予定通り。ここで注目したいのは「傾斜配点が数学と英語である」ことです。これ重要ですねぇ。中学レベルの理科なんて、単元による差異はありながらも、それぞれの地域のトップ高校=理数科がある高校を目指す子供たちにとっては超えて当たり前の壁ですから、そうすると理科なんて暗記ゲーで何とかなってしまいます(それができない人は理数科を断念するしかない)。ということは、むしろ「その後の大学受験を考えると英語の方が重要」となります。理数科(理系大学)であっても英語からは逃れられませんからね。英語はやっておくべきです。ただし、これ、新潟高校など他の高校の理数科も採用したほうが良いと思うのですけどねぇ・・・とはいえ、ここ数年の数学の傾向としては難しい問題が難しすぎて点数差が付きづらくなってしまうというややこしさがあります。理数科なのに数学で点数差がつかない、かつ昨年は理科が簡単で理科でも点数差がつかない、で結局英語や社会などの文系科目の点数で差がつく、という状況ですから、今のような状況の中で英語に傾斜をかけてしまうと文系型理数科生が増殖する可能性も高く、それはそれでよろしくないですね、となります。
>>もっと良い数学の入試問題を作ってほしい>新潟県
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日程感(家庭でやるもの)
- 12月1日日曜~2月19日水曜am11 : 志願情報の登録
⇨2月19日17時頃に1回目の倍率公表 - 2月19日水曜am11~2月27日木曜am11 : 志願変更登録
⇨2月27日17時頃に最終倍率公表 - 3月5日水曜 : 学力検査(本検査)
※3月10日月曜 : 学力検査(追検査)
⇩(中7日) - 3月13日木曜 : 合格発表
- 一番最初の「志願情報の登録」がややこしくて、12月1日から登録できるのだと思いますが、その段階ではまだ多くの中学校で三者面談が実施されていません。ですから、恐らく「学校から指示があるまでは登録しないように」という案内になると思われます。また、12月の三者面談では公立高校の死亡状況の確認もやりつつ、メインは私立高校の受験をどうするか、になるので、この段階では「まだ公立高校の出願情報の登録はしない」という方針だと思います。間違って登録する保護者が出ないように、登録に必要な情報も公開されないはずです。
⇩ - 1月に入って、最終の三者面談が実施されますね。公立の受験先を確定させる場です。ここから先が中学校によって対応が変わるところですが、ある学校では面談の場でシステムへの登録情報が伝えられ、家で登録を進めてください・・・となったり、ある学校では〇月〇日まで登録はしないでください・・・となったり。ですから、生徒を通じて学校から配られる書類であったり三者面談での先生の説明をよく聞いて指示に従ってください。
⇩ - システムへの登録と受検料の支払いはそれほど難しくありません(経験談)。コンビニ払いでもクレジットカード払いでもどちらも、です。我が家はコンビニ払いにしました(敢えて)。それよりも、第2志望の登録は画面インターフェースがややわかりにくいですが、落ち着いて画面をよく見ればわかると思います。
- 12月1日日曜~2月19日水曜am11 : 志願情報の登録
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合否判定(変更なし)
- 内申点
- 各学年の9科目5段階(45点満点)を合計。
- 2学期制は足して2で割る、3学期制は足して3で割る。要は平均を出す。
※2学期制で前期が4、後期が5の場合、平均は4.5となり、これが4として計算されるか5として計算されるかは学校側の判断になり、1学年45点満点を計算する段階では小数点まで求めないと想定する(個人的見解)。 - (b)で出した45点満点の各学年の数字を合計して135点満点とする。
- (c)で出した135点満点を1000点満点に換算(わる135、かける1000)、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで求める。
- 本検査の得点
- 5教科500点満点(傾斜があるところはこれに限らない)を1000点満点に換算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで求める。
※傾斜配点がない学校は500点満点かける2するのみ。
※数学と理科を2倍にする場合は700点満点になるので、その場合は「わる700かける1000」とする。
- 5教科500点満点(傾斜があるところはこれに限らない)を1000点満点に換算し、小数点第2位を四捨五入して小数点第1位まで求める。
- 合算
- 最後に、各高校が定める割合(3:7や4:6など)に応じて合算する。
例)3:7であれば1000点満点の内申点かける0.3、1000点満点の本検査の点数かける0.7、それぞれ計算したものを合計して1000点満点(小数第1位の四捨五入)で合否を判定する。
- 最後に、各高校が定める割合(3:7や4:6など)に応じて合算する。
- 合格発表
- 朗報!
合否はWebで発表するのみ、とする都道府県が増え始めていますが、今年も新潟県は「3月13日木曜午後に、各学校において合格者を発表する」としています。Web発表もありますが、合格者の掲示を継続してくれると。これは良い決定です。残酷ではありますがこれはあるべき仕組みです。
- 朗報!
- 内申点
以上、こんなところでしょうか。大きな変更はなく、これで注目すべきは数学の難易度がどうなるか、でしょうか。恐らく傾向は変わらないと思うので、試験本番でどのように立ち振る舞うかが大切になりそうですね。競争が激しくなる傾向がある高校を志望する場合は、模試を受験して様々な傾向問題に慣れておくこと、試験中の問題の取捨を冷静にできるようになること・・・など対策をしておくことが大切になります。
志望校に対して成績が伸び悩んでいる場合、12月と1月の三者面談に向けてはひやひやする日々が続くでしょうが、試験本番まではあと4カ月ありますので、やれることをコツコツとやっていきたいものです。頑張りましょう!!