日: 2020年8月15日

2年半後のアンナチュラル

お盆3日目。

娘は朝からお友達とプールへ、午後もそのお友達たちとたっぷり遊ぶ予定。結果、わしと相棒は特にやることもなく家でまったり・・・だったので、2018年に放送されたアンナチュラルを一気見しました。

お盆に入ってAmazonプライムのおすすめで目にしたのがきっかけ。出演者も内容もそれほど興味はなかったのですが、脚本家が「逃げ恥」と同じ人ということで興味をもって、相棒を誘って「見ようぜ」となり、見てみたところめちゃくちゃ面白くてはまりました。ここまで4話を見ていたので残り6話。

で、今日は午前中に3話、午後に3話と一気に6話を読んでコンプリートです。1話完結型で見やすい&先につながる大きなストーリーがあって先が気になる、という上手なつくりだったのもよく、AmazonプライムでCMなしで見られたのもよかった。

ところどころ重たい話も合って涙しながら見たものもあったけれども、全体的には良い話。死を軽んじたり、逆に重く受け止めすぎて逃げてしまうのではなく、適度な距離感でで向かい合っているようなスタンスも良かったのかも。

同じ脚本家の方が書いた「MIU404」というドラマが現在放映中で、話の一部に「アンナチュラル」との繋がりが見え隠れするみたいですから、今度は「MIU404」をじっくり見てみたいですね!

 


そうそう、一番のお気に入りのシーンは、最終回の神倉所長がタンカをきるシーン。

「それはそちらの仕事でしょう! うちはうちの仕事をきっちりやっているんです!! 責任転嫁しないでいただきたい!!! 失礼!」

からの

「思わず言いすぎてしまいました・・・ショボーン」

でも

「職員1人に背負わせて知らぬ存ぜぬはできません。」

はなんて素敵な上司でしょうか。普段はいろいろと大目に見ながらお菓子を買ってきては場を和ませ、部下の相談に耳を貸し、でも面倒なことは言わず。ただし言うべきことは言う、やるべきことはやる。人の上に立つというのは威張り散らしてあるはずのない権威を振るうのではなく、権限をもってやるべきことをやり、責任はしっかりと背負う、部下の能力を最大限に発揮させてその頑張りをちゃんと見守る。子供に対しても同じかもしれません。

そんな大人になりたいなぁ、と思いました。