万年筆:パーカー プリミエ モノクローム ブラック F

2018/5/24 23:50

まだ実物が手に届いたわけではありませんが、万年筆、決めました。タイトルの通り、「パーカー プリミエ モノクロームエディション ブラック」、ペン先はF(S1112172P)。

 

 

(続き)

購入顛末記(わずか10分の出来事)をまとめます。ここに至るまでの2週間ほどの経過はこちら

さて、オークションで終了直前のブツを見つけたわけですが、残り10分、正確には7分を切っていました。しかし、見た目的には探していたものにほぼほぼ当てはまる。そこから緊急での情報収集を開始します。

まず「パーカー万年筆」は一時期候補に挙がりました。パーカーの万年筆は「篏合式」が多いからです。手が出せる限界は「ソネット」というシリーズなのですが、これの評価は微妙。

  • パーカー ソネットシリーズ
    ・ペン先はスチールのものと14金のものとがあるが・・・わかりづらい。
    ・キャップに穴が開いているらしく、これによりインクが乾いてしまうことがあるのが難点という情報がたくさんある・・・すぼらなわしには大きなマイナス点。

 

かと言ってそれよりお安いものとなるとペン先がスチール(鉄・アルミ)になる・・・いや、スチールが悪いという事は無くて、なぜなら「kakuno」の書き心地はとても気に入っているのですが、せっかく買うなら、という思いだけが理由・・・一方で、高価なものとなると最低でも5万からという高額商品、とても手が出ない、それで候補から外していたわけです。一番高価なライン「デュオフォールド」は評価もとても良さそうでしたので残念ですが諦めていました。

それが、7分前に予想だにしなかった形で目の前に出現したのです。「万年筆ほしいぃぃぃ~~~」という思いだけでオークションを眺めていたらそれが目に入ったのです。

 

じゃん。どうすか。

金のような派手さなし。地味すぎるかもしれませんが、落ち着いたクロームであるのがすごみがあるようであり、そして何より探していた「篏合式」。

ぜんっぜん目立ちませんが、実はよいものであるという持つ喜び。控えめな存在感。

 

最後に出品者の方の利益を見ても良い評価ばかり、ブツの状態もインクリフィルを1本使った程度とのこと。購入されたのは12月・・・ほぼ使われていないと言ってよい・・・。

 


 

何よりも(中古品ではあるけれども)定価の25%にも満たないお値段。格安販売のお店ではパーカー商品は3割引き=70%の価格が限界ですが、そのさらに半分以下。事前調査の時間が十分ではないことが不安ではありますが、これはもう行くしかない、一度入札して応札されたら諦める、とそこだけ決めて入札したところ誰も競ってくることもなく、無事落札となりました。あまりにもあっさりだったので余計不安に感じてもしまいましたが・・・。

 

落札後、支払いを済ませてからさらに情報を収集し続けたのですが、基本的にネガティブな気持ちになる情報は出てこず。あえてあるとしたら重い、ということでしょうか。候補としてあげていた万年筆たちは、15~20g程度であるものが、この万年筆は「40g」!! 倍以上しますやん!! 持ち歩けるの!? スーツのポケットの形が崩れちゃうんじゃない!? ・・・などと少し動揺。重いという事は太さもそれなりの太さ。候補は12~13mmですが、これは15mm・・・わずか2mmだけど持った時の感覚はきっと「太っ! 思っ!」となるんだろうなぁと(^^;。これ以上は心配してもどうにもなりませんので、ブツが届いて持ってみてから考えます。

 

ということで到着までの楽しみとして某ショップの商品リンク。

 

以下、本家、商品紹介のキャプチャ。

 

以上。

 

コメントを残す