万年筆にはまる

もうきっかけが何であったか覚えていないのですが・・・突然「万年筆」にはまりました。

 

 

 

日々雑感を辿っていくと、5月10日(木)~11日(金)の東京出張の際、初日(10日)の夜、仕事を終えてから「銀座 伊東屋」を訪問して「LAMY Safari」を購入しているのです。一方でGoogleの検索履歴を辿ってみてもGW中は特に万年筆に興味を持っている様子はなく、そのタイミングで突然、という感じです。

でも、東京出張の途中に突然思い立って、というのは考えづらいので、その少し前に何かのきっかけがあったのでしょうね・・・情けないことにそれをもう忘れてしまっているのですが、何にせよ突然「ちょっといい万年筆」が欲しくなったのですね。で、Safariをゲットしたと。

書いてみると思った以上に良い。数年前に「kakuno」をゲットしたことがあったり、仕事で使うこともあってボールペンはこだわって毎回必ず「Jetstream」の3色ペンを使っていたり・・・と、こだわりはあったのですが、なぜ万年筆にはまり込んだのだろうか、自分でも不思議です。

・・・そうか、会社で同僚と話をしていた時に、自分の会社員人生が残り15年であることに気が付いたのですね。20年超働いてきて残りが15年・・・残された時間でできることはとても少ない、これはしっかりと逆算してやるべきことをやっていかなければだめだぞと。自身ではそんな認識はないけれども中堅・若手からはずいぶんと気を使われるようになりました。そうであれば、無理をして溶け込んでいくのも1つのやり方だけれども、ある程度の距離を保ちつつ彼らの模範となっていくというのも選択肢の1つ。仕事だけでなく、身なりからしっかりして・・・なんて考えたときに、仕事で使う道具もしっかりとしておくべきではないか、ということで万年筆を持とうと決めたような気がします。

 

さて、次に買う一本、そういう意味ではそれなりのものを買おうと決めました。かと言って金色のギラギラとしているようなものをこれ見よがしに振り回すのは性に合いません。シックで、年齢相応で、嫌みではないもの、すぐに取り廻せるように篏合式であること・・・そうやって探してみると、ありそうでなさそうで・・・かなり難しい選択でした。絞り込んだ候補としては、

です。スケルトンは安っぽくも見えるのですが、実は1万もするんだぜというのが敢えて良いのかなとも思ったり。万年筆のキャップはねじ式になっていて回さないといけないことも調べる過程で知りました。パチンとはめるだけのキャップを「篏合(かんごう)式」と言うようです。安価なものは皆この「篏合式」だったのでそういうものかと思っていたのですが、高価なものになればなるほど「ねじ式」になる。せっかちな、わしにとって「ねじ式」というのはかなりネックに感じられたのですが、「そういうものだ」と思いこませて絞り込みました。LAMY 2000だけが「篏合式」ですね。

で、上記の中ではスーベレーンが一番の候補になりつつあったところで、「金は嫌だ」と思っていたはずなのに、「スーベレーン M405 茶縞 2016限定」というカラーを見つけたのです。これだと本体が茶色であるせいか、クリップなどの金色がそれほど目立たないような気がして、茶色というのはとても年より臭い感じもするけれども、長く使うという意味ではよいか、と思うようになりました。

最終的に今週(5/21(月)くらいから)はLAMY2000を外して、スーベレーンはM405ではなくM400の茶縞に絞って本格的に探し始めたのです。Amazon、オークション、地場のショップなど様々探し回り、いくつかの実物の候補まで絞り込んでいたところ、偶然、今しがた(5/23(木)22時30分頃)、終了寸前のオークションを見つけたのです・・・。

以降、購入顛末に進みます(^^;。

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