ピントは跨線橋。
3264*2448, 24bit
1/2000, F2, ISO64
同じくピントは跨線橋
6000*4000, 24bit
1/400, F8, ISO100
(※絞り優先、ISOオートで撮影)
数値の通り、解像度が倍くらい違いますから、間違っても拡大して(等倍で)見たりはしないことです。Xperiaがとんでもなくダメな機種に見えてしまいかねません。
Xperia、風景をF2で写すという仕組みにはちょっと驚きましたが、あれだけ小さい撮影素子だとF2だろうがF8だろうがあまり関係ないのかもしれませんね。ISOも64とおさえられておりますが、同じISO感度ならα7の方がていノイズであるのは間違いないでしょうから、ISOを抑えて絞りを開けてシャッタースピードを稼いで手振れを防ごうってなところでしょうか。画の傾向?としては、万人が良く見えるように、という思想でしょうね。カメラじゃありませんし、スマホですし。空の青が印象的と言うか、強調されて(あえて言うなら不自然に)写っているように見えます。その分、見栄えはよいです。個人的にはスマホですから、これくらいでいいと思っています。
画面上部から画面中央にかけての空のグラデーションがα7の方が自然ですね。Xperiaは途中から白んでしまっています。
α7、画像の端の方、四隅まで行かない部分で描写が落ち込みますね。右側の建物の壁とか左下の草の描写が荒れているというか流れてしまっているように見えます。これはレンズの性能でしょう。キットレンズなのでこんなものでしょうね。24~35mmくらいの広角・単焦点、描写の良いレンズが欲しくなりますね(^^;。
ということで、感想としてはXperiaZ2のカメラすげーな、と。あんな小さいレンズでこれだけの写真が取れてしまったら、デジカメ売れなくなっちゃうのではないでしょうか、と心配するくらい。暗いところでも良く写りますし。α7は、どうしてもEOS 7Dを持っていたからだと思うのですが、まだ度肝を抜かれるほどではありません。レンズもレンズですし。でも、軽くて通勤のかばんに入るサイズでこれだけ写ってくれれば満足ですね。軽くて小さいのはそれだけで武器です。