財務省と文科省との綱引き。それぞれの言い分にそれぞれ一理ある。
大学に入ってから中学・高校で習うような基礎力を教えなおす・・・業界的には「リメディアル教育」という言葉が馴染みやすいが、そもそも「リメディアル教育」という言葉自体も事実をオブラートで包んで美化してごまかしているだけで、いわゆる中学・高校の「復習・補習」のようなもの。「そんなことが大学で起こっているのか・・・」と思われる方もいるかもしれませんが、偏差値60に満たない大学の学生さんなんかだと、得意・不得意などもありながら、特に英語が苦手な学生さんは話せない・読めない、その根拠が「中学・高校レベルの文法も単語もわからないから」ということになっている場合も多々あるでしょう。