一平

村上市、岩船駅至近のラーメン屋。ここまでの数か月、激務に激務が続いていたそのとどめを刺すように大き目のトラブルが発生、さすがにメンタル的に消耗している感が激しかったので、ドライブに出かけてリフレッシュをしてきた。昼もどうしてもラーメンを食べたかったのでこちらへ。

チャーシュー麺、920円

10年前はこれが「730円」で食べられたことを考えると・・・やっぱりどうしても高いなと思ってしまいますが10年前ですしね。今や物価高の影響、それでも1000円以内で食べられるのを良しとしなければならないのでしょう。

スープ、煮干し系か。ちと煮干しが薄い感じもするけれどもうまい。うん・・・ちょっと薄い感じがするけれども・・・。

極細に近い細やや縮れ麺。こちらは記憶の通り?柔らかく、ベチャッとするまで茹でられているのが特徴か。でもこれはこれでうまい。

けっこうしっかりとした味付け、スープが薄く感じるくらい+チャーシューが小さめなので、麺と一緒に口にほうばるとうまい。ちょうどよい。

ということで、地元の味、って感じです。1つ1つ見て行けばいろいろあるんだと思うのですがこれがこのお店の味、として食べるのが良い。それよりも、前も同じ記憶があるのですが、厨房の中での指示出しがちょっときついんですよねぇ・・・家族経営とかなのでしょうし、だからこそああいう言葉遣いも成り立つのかもしれませんが、ご飯を食べながら聞いていて気分の良いものではありませんな。厨房の中での会話もご注意くださいませ、と。





村上~岩船という地域に住んでいて、住んでいる時は気が付かないのですが、まず高校生になった時に「なぜ岩船の人の話し方はあれほどにきついのか」と指摘されたことがあります。日常会話が「ケンカをしているようだ」と。そういう会話が身に染みていくと、思考もそうなってしまう気がして高校生になってからそれを矯正しようと強く意識したのですがなかなか治らなかったですよね。

ありがたいことに大学生になって東京に出ることができて、そこでさらに矯正をできたと思うのですが、社会人になって親になってもなお、思考の奥底には当時の感覚が色濃く残っているのを感じてしまいます。地元にいる分にはそれでいいのですけれどもね、あまりいいことではありませんね・・・と改めて感じました。もちろん地域柄ではなく自分が生まれ持ったものということもあるんだと思いますが、それよりも「三つ子の魂百まで」の方が大きいような気がします。

大げさかもしれませんが、地方の人口流出の原因の1つはこういうことなんだと思います。地元にいて生きづらく息苦しく感じた人間がそこを離れ、戻りたくないと思ってしまう・・・文化とか、環境とか、経済的な住みやすさではないんですよね。自分もやはり村上・岩船に戻って住みたいとは微塵も思いませんから。

と、話はそれましたが、それでもたまに昔を懐かしむことはある訳で、そんなときにふと生まれ育ったところに足を延ばしてしまうのは不思議なものです。住みたいとは思いませんが、やはり瀬波の海を眺めるのが一番自分にとってリフレッシュできるんですよね。また時間を見つけてリフレッシュしに行ってこよう。

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