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これをみてトヨタ独り勝ちと見るのは早計ではないでしょうか。いや、結果的にはそうなのですよね。順番の記憶は全く定かではありませんが、軽の分野ではすでにダイハツと提携しています。四駆の部分ではスバルと。そしてダイハツとも。で、三菱はそもそもたいしたシェアではなかったのでしょうが(想像)、勝手に自滅してしまいましたので、日本の主な自動車メーカーは「トヨタ系」「ニッサン」「ホンダ」ってことになってしまいますね。
これだけ見ると、いやはやトヨタ強いねぇ・・・ニッサンとホンダは大丈夫なのかい?みたいなことを考えてしまいがちですが、それは違うのだと思います。トヨタの敵はそこではないのです。
ずばりトヨタの敵は「Google」ですよね。Googleの自動運転自動車・・・自動運転技術ですよね。そしてそれは、「日本」という国もよくわかっていて、チーム日本で自動運転技術に取り組んでいこうとしています。その点ではアメリカに大きく後れを取っていますよね。アメリカではもういくつかの州で自動運転の認可が下りていて、すでにGoogleの自動運転自動車は実際の道路で試験を積み重ねています。夏の前だったか、Googleの自動運転自動車が初めて事故を起こしたというニュースが流れましたが、それも実際は補助として自動車に乗っている人間のミスだった、というような記憶があります。
つまり、Googleの自動運転技術は、数年間の実際の道路でのトライアルでほぼ事故なしの運転ができる実績を積み重ねているのですね。
それに対して、日本はまだそのあたりの法整備もこれからといったところ。技術では引けを取らない・・・はず・・・ですが、相変わらず日本はそのあたりの動きは遅いでございますね。
進歩と進化が早いITの世の中です。人を傷つけるような法整備であってはなりませんが、あまりに慎重すぎて他国に後れを取るようではいけません。日本が誇る自動車という技術が後れを取ってしまうようでは、スマートフォンの分野でそれまで世界の先端を走っていた日本の電機メーカーがしでかしてしまった失敗を繰り返してしまうことになるわけです。
今や日本の電機メーカーは大変なことになっていますものね。NECなんてパソコンのメーカーだったのに、今やパソコンを作ってすらいませんし、SHARPはあんな状況ですし、SONYも集中と選択で何とか生き残っているような印象すらありますし・・・なんてことに自動車メーカーが陥るわけにはいかないのです。それこそ日本経済の崩壊になりかねません(← 詳しくありませんので根拠なし。きっとそういうことなんだろうなと勝手に思っている、です。)。
ということで、日本のメーカーには頑張ってもらいたいですね。我々も日本メーカーのものを率先して使っていかないといけませんね。この記事を書いているパソコンはMicrosoftのSurfaceですが(–;・・・でも少なくともわしはもう二度とiPhoneを買ったりはしません。偉いな、わし。