「のんのんびより」というアニメ

20150908nonnon

さて、「のんのんびより」というアニメがあります。小学校1年生の独特な雰囲気を持った女の子を主人公とした、「ど」がつくほどの田舎の生活をたんたんとつむいでいく、そんなアニメです。「日常系」というジャンルになるようです。

アニメらしいちょっとはずれたところや、必要以上に面白おかしくしてある部分・・・普通ではない部分は多分にあるのですが、人と人とのつながり、人の優しさのようなものがとても上手に描かれていて、みながら自然と笑顔になったり、胸があったかくなったりと大人が見ても十分に楽しめるアニメです。

今回は主人公の1年生の女の子が自転車の補助輪を外して練習をする、というストーリーなのですが、ついこの前、自分が1年生の娘とわしが同じようなことをやったというのもあり、いつも以上にのめりこんで見入ってしまいました。

そして、この主人公の女の子を取り巻く人たちの自然な優しさを見て感動した次第です。自然な優しさ、過剰ではなく、なんでもやってあげるのではなく、でも放っておくわけではなくしっかりと見ている、そんな感じ。しっかりと見ているからしっかりとフォローできる。失敗も許容して、自分自身でその失敗に立ち向かうことができる強さをはぐくんであげる。怪我をしたっていいじゃないか、泣いたっていいじゃないか、時には突き放したっていいじゃないか・・・それをしっかりと見ていてさえいれば、しっかりとフォローできる。それでいいんだなと。いろいろと思うところがありました。