R-1グランプリ

◆さて、次の日曜日に迫った「R-1グランプリ」の決勝進出者が発表されましたね?。

◆2連覇を飾った例の人がそんなに面白いとは思えていない人間なので、世の一般の人が思うピン芸人の面白さと外れているかもしれませんが、去年は爆発力を持った芸人さんがいなかった感じがするんですよね・・・強いてあげればっていう微妙な戦いの中で安定感とかキャリアがものを言った感じです。

◆その2連覇チャンピオンすらいなくなった今年もまた、現時点では微妙なメンバーといわざるをえません。そこそこテレビに出ていてネタを出し尽くしているんではないでしょうか。

◆一番注意しなければならないのは、ネタの時間です。確か4分とかでしたかね? ショートスタイル全盛の昨今、あれで全てを判断してしまってはいけないですよね・・・起承転結、しっかりと寝られたネタを持っていなければ太刀打ちできません。それは去年、一身に期待を背負ったナベアツさんが撃沈したところからもわかります。

◆と、なるとネタの幅の広さ、貯金がまだまだありそうな「バカリズム」が優勝候補の筆頭でしょう。ネタのチョイスをミスらなければ・・・いけるんじゃないでしょうか。「鳥居みゆき」は意外とネタがしっかりと寝られていて深いところもあったりするので時間は問題ないと思いますが、ところどころ設定キャラのせいか破綻するんですよねぇ・・・インパクト的にも去年ほどではないだろうし・・・ネタとキャラのバランスが取れていれば上位に食い込んでいくのではないでしょうか。

◆「エハラマサヒロ」は正月のカーペットで見ました。深夜に。なかなか面白いですね。そのときは爆笑しましたが、別のネタをみたらいまいち面白くなかったし似たような内容だったし・・・キャリアはまだまだ見たいだけれども懐の深さしだいでしょうね。

◆ほかはいまいち。「中山功太」とかは面白いんでしょうけどねぇ・・・玄人好みの本格はしゃべくり漫談・・・今となってはマニア向けでしょうねぇ・・・。知らん人もいるし。

◆今年「売れかけている」「天津木村」が敗者復活枠にいるのは期待ですが、彼のネタは一発じゃないですか。どすんと。普段のしゃべり見てるとそんなに面白いわけではないし、あのふつ?うなしゃべりでテンションを落とさずに必殺のエロ詩吟まで持っていけるかが肝でしょうね。時間が時間だけに、思いきりの下ネタは禁止されているでしょうしねぇ・・・となると本来の力は発揮できない・・・大穴扱いですかねぇ。

◆後はやはり、私一押しの「夙川アトム」ではないでしょうか。去年、一気にスターダムにのし上がるかと思いきや、何やら一頓挫あった模様・・・けれども無事復活して帰ってきました。後は、時間をフルに使ったネタが一般受けするかどうか。業界用語をふんだんに盛り込んだネタは、とんねるず世代なんかにはめちゃくちゃ響くと思うんですよねぇ・・・後は若者がどうか。ちょっとシュールなところもありますからね。それでも敗者復活はしてくるんじゃないでしょうか。健闘を祈ります。

本命:バカリズム
対抗:夙川アトム
連下:鳥居みゆき
穴:エハラマサヒロ
大穴:夙川アトム ←天津木村の間違いですね(^^;

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