この暑い中、重い荷物を担いでやってきます。それだけでご苦労様、です。
偉いもんだ。偉いんですけど、それを「偉いね、頑張っているね」と親が言ってしまうとそれは「頑張ること」になってしまうので言えないのです。もちろん、何が何でも言わないというものではありません。時機に応じて、ここぞというときに伝えます。でもやはり、「人間は習慣の生き物だ」という言葉があるように、「当たり前=習慣」のレベルが高い人間と低い人間では価値観が全く変わってくるのです。
そういう意味では、親2人の習慣レベルは高いとは言えず、だから大人になってから苦労しているとも言えます。習慣レベルが高い人にとっては「当たり前」のことが、我々にとっては「しんどい」「大変」なことになってしまう。そんな思いを娘にはさせたくない。だから、娘に対して適切に負荷をかけて「当たり前のレベル」を上げていくのは責務なのだと思うのです。
何度も「偉いね」「頑張っているね」という声をかけたくなるのですが、必要な時までその声を飲み込んで、しっかりと娘を見ながら必要な時にその言葉を投げかける、親の言葉は子供にとっては重いはず・・・だからこそ、丁寧に言葉を選んでしっかりと娘には伝えていきたいなと思っております。
これです。今回の旅行の2泊目、小松家さんの朝食で食べたアジの干物。
わし、もともとあまり魚が好きではないのですが、干物はまずまず食べられました。中でも、大学受験の時に東京の親戚の家にお世話になったのですが、その時に食べさせてもらった「ほっけの干物」がめちゃくちゃおいしくてですね、それが記憶に強く残っていて人生最高の干物と思っていたのです。
小松家さんで朝食にこれが出てきたときは、「小さいな」と。東京で食べたホッケは30cm位もありそうな大物だったので、ちょっと疑って食べてみたのですが、食べてみるとこのアジのうまいのなんの。青魚は本当に苦手なわしですがこんなにうまいアジがあるとは思いませんでした。20cm弱のサイズですがこれだけでご飯一杯食べ切ることができてしまいます。臭みなんて一切なくて、ジューシーでうまみがあって最高。
小松家さんのお土産コーナーで「まるき干物店」のアジの干物を購入できるのですが、そのためだけにもう一度伊豆長岡に行きたいと思えるくらい。
しつこいですが、小松家さんでも購入できる伊豆長岡「まるき干物店」のアジの干物(できることなら特上・とろアジの干物)はぜひ一度食べてみることをお勧めします。(※もちろんこちらの干物はインターネットなどでは購入できませんので、直接現地に赴いてくださいね!!)