お仕事が終わったところで試合を見学させてもらいます。とりあえず前半を終えて0対0。勝ってほしいですが本業に戻らねばなりません。
後日:結果1対2で敗北。J1復帰は無理そうです。残念。
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将棋は嫌いではないです。でも自分がやる場合には全面的に面白いとは言えない。「定跡」というものがあるのはわかるけれども、それをちゃんと覚えないといけないというのは面倒だ。でも覚えないと他者と指すのもはばかられるというのでは敷居が高い。だから、将棋は好きだけれども指すのはあまり好きではなく、見るのはまぁ好き・・・それでも「まぁまぁ」というのがついてくる。
それは結局のところ素人には「難しいから」というのが理由になる。中継を見ていてもその局面がどちらに傾いているのか、互角なのかが判断つかないし、解説を聞いてもプロのあのペースで開設されてもわけがわからん。
そんな中でこちらの「糸谷さん」はとても面白い視点で話をしくれる印象です。Youtubeでの発言も面白いですし、今回の記事のように大谷選手を引き合いにして将棋をいかに普及していくかを本気で考えているところなどはとても好感が持てます。もっと将棋が一般人でも馴染んでいけるような、そんな入り口をこういう人が作ってくれることを期待したいですね。
翻って自身に置き替えて考えてみたときに、情報を社内に行き渡らせてICTを普及していかなければならない役割として、同じような思いをしていたところです(規模は全く違いますが)。どうすればそれができるのか、本当に悩む毎日なものでこの記事を読んで糸谷さんという人はすごい人だなと感心した次第です。がんばらねばなりません。
なかなか難しいですけどね、人はやっぱり自分に都合の良い情報を取捨選択して、自分に都合の悪い情報は見ないようにする。そうならないようにできるだけフラットに物事を見るのは経験を積めば積むほどできなくなるものです。いくらデータを、エビデンスを提示されても、そこまでの経験値に合致しないものであれば、それは間違ったデータだ、とさえ思ってしまう。
その「思い」が強い人、「思い」が先走る人がいます。そしてそれが確かな経験に裏打ちされた「思い」もあれば、そういったものが全くないただの「思い込み」もあります。さらに、その「思い」が伝わりやすい人もいれば伝わりにくい人もいます。より正しくデータを揃えて分析して、さらに経験もふまえた「思い」であったとしても、それを発信する人によって伝わったり伝わらなかったり・・・。
でも、ネットという相手の素性やバックボーンがわからない・わかりにくい世界だからこそ、慎重に情報の取捨選択をしなければなりません。ネットは、「レコメンド」といって情報を探している人にやさしくあろうとします。だから、よく言えばその人が探している情報を勝手に見つけて提示(レコメンド)してくれるのですが、言い方を変えれば「フラット」に情報に接する機会がどんどん減っていきます。その人にとって都合の良い情報しか集まってこなくなるので、自己暗示のように「やはり自分の思いは正しいのだ!」という偏りにつながる可能性があります。これは怖いことです。
強い「思い」があったとしても、自分と異なる意見も求めて頭の中の平衡感覚のようなものは常に磨いておく必要があるのだと感じます。気をつけねばならない。
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