面白かったですねぇ。最初、1番手に2連覇を狙う令和ロマンが2年連続で選ばれる。ここで見ている人のボルテージは一気に最高潮に達してしまった感じがしますね。令和ロマンはその期待値の高さと異様な盛り上がりをと一身に受けつつ、見事にその期待値を超える面白さのネタですべてを作った。もうこの時点で令和ロマンの大会になってしまった感がありますね。苗字ネタはわかりやすくて面白かった。ほんとさすがですね。教室の後ろの方、できるだけ隅っこの方にあこがれるのは多くの人が思うところですしね。
そして我が家一押しのヤーレンズはその波のまれてしまった。流れに乗り切れなかった。残念。面白いんだけれども、出だしから最高の波の高さになってしまったところに乗り切れなかった。前年の面白さからくる期待値の高さもあったことでしょう。来年に期待です。
バッテリィズも面白かったですね。おバカさんネタですが、ボケの角度が新しかったですね。よくよく考えると左に立っている人(エースさん)がボケもつっこみも全部やるというスタイルも独特でした。おバカさんいじりネタですが、エジソンの電気(電球)の発明と、ライト(=電気)兄弟の飛行機の発明をややこしいと突っ込んでみたり、ガリレオガリレイとガガーリンを引き合いに出して「細い人多いな」と突っ込んでみたり、知的なんですよね。面白かった。これまた来年に期待です。
一方、個人的には、ですが、4位のエバースはあんまりはまりませんでしたね。一方が自分でネタを振っておいて、相手が解決策やアドバイスを伝えてくるのに、すべてネガティブに返していくパターンはブラックマヨネーズにありましたね。それがよぎってしまった。新しくはないのと、右側の突込みの人が普通に怖げだったのも苦手かな。
ということで、2ネタめは3組ともやや失速した感じですが、全体の空気を作り上げて支配してしまった感のある令和ロマンの二連覇には異論はないです。苗字ネタはミルクボーイのフォーマット並みに何度見ても面白いネタになりそうです。