改めて、いろいろと風のことを書き連ねます。
◆風が7/11(木)に亡くなり、12(金)の10時に火葬に付しました。金曜は娘の学校を休ませ、午後からは相棒と娘が家にいてくれたことになります。13(土)は、わしは朝から仕事に行き、相棒と娘も午前~午後と当初から入っていた予定があったためほぼ一日家を空けることに。14(日)は特に予定などなかったものの、午後になってから娘が友達とプールに行きたい、ということになり、気を紛らわせてあげるのが優先、と、わしが留守番をし相棒は娘とプールへ。夜は迷惑を顧みず、カーマインさんにお電話をさせていただきご挨拶を。何となく、けじめとして。
◆そして海の日の今日、相棒はどうしても風と一日家にいて過ごしてあげたいという思いがあったようで、そのことで少しケンカっぽくなってしまいましたが、そんな一日にすることにしました。それこそ娘の気を紛らわせるために昼前に少しだけ買い物にわしが連れて行きましたが、相棒は一日家で風と過ごしました。
>風へ
ちょっとだけ険悪な雰囲気になったけど、大きなケンカにはならなかったので大丈夫です。ちょっと心配したと思うけど安心してください。
◆まだ1週間もたっていないのですが、何とも言い表せない数日間でした。まだ心にはぽっかりと穴が開いたような感じです。きっと相棒も同じ思いでしょう。無理してがんばって穴を埋めようとはする必要はないのだと思います。ただ、娘は我々親に対して「いつも通りに戻ってほしい」という気持ちを持っているようなので、あまり娘の前で「風のことを考えている」ということを表に出しすぎないようにはしなければならないと思っています。
◆けれども、風のことを出さないように出さないように、と頑張れば頑張るほど、さすがに16年以上も一緒に過ごしてきたパートナーですから、わしも相棒もちょっと切なく、寂しい思いが募ってくるような気もしているのです。だから、娘の前ではできる限り気丈に振舞い、娘が友達と遊びに出かけたりしたその時は、相棒と二人でそっと風の思い出話をしながら、風との時間を過ごしてあげたいなと、思っています。
◆思い返せば楽しい思い出と同じくらい後悔もあります。思った通りのことをしてあげられてはいなかったのでどちらかと言えば後悔のほうが強い。けれども、前にも書いたような気がしますがそれは風が望むことではないと思うのです。絶対に。家族3人仲良く、前を向いて進んでいってほしい、と思ってくれているはずです。だから、いわゆる四十九日の間は少しメソメソしたり落ち込んだりするかもしれませんが、その期間を過ぎて風が天国に渡るころにはいつもの自分たちを取り戻せていたらいいなと思います。
◆今日も食事をしたりテレビを見たりしながら、ふと右手が風を探していたりします。ふとした時に風のぬくもりを探しています。それがもうないのだと思い知らされるとやはり落ち込むのです。けれどもその時は娘を抱きしめたり、相棒のぬくもりを感じたりしながら、癒されています。それでいいのだと。
◆寝るまでの時間、もうしばらく風のことを思い出していようと思います。まったりと、明日からの仕事モードに備えて。