出るのか出ないのか、出るとしても秋から冬にかけてなのではないか、など噂されていたXperia Z4が発表されました。日本でも夏モデルとして=5~6月頃には発売されるようですね。ちょうど1年程前にXperia Z2をゲットしましたが、そこから早くも2世代進んだことになります。
スペックもそうですが、これだけ薄いスマートフォンがさらに薄くなり、重さも160グラム強から約20グラムほど軽くなって140グラム台へ。たいした進歩です。
個人的には気にいっていたマグネット式の充電端子が廃止され、他のスマホと同様のマイクロUSB端子での充電となりました。ちょっと残念。
さて、このXperia Z4は買いなのでしょうか?
CPUのスペックは向上するみたいですが、メモリは3GBのまま(4GBになってもたかが知れているでしょうが・・・)、もちろんROMも32GBのままでしょう(SDが使えますしね)。
Xperia Z3から採用されたハイレゾ音源の再生についてもさらに対応幅が広がるみたいですが、ハイレゾ音源を何曲もスマホにいれて持ち歩くというのはあまり現実的ではないような気がするのではたして必要な機能かどうか・・・。
カメラも多少はブラッシュアップされているようですが、画素数的に見ればZ2から変わりありません。
OSがAndroid5.0になっています。Xperia Z3 Tablet Compactで5.02を体験していますがその恩恵はあまり感じません・・・あ・・・Z2のAndroid4.4.2はデータを簡単にSDカードに移せないという謎仕様があるので、これだけは5.0であるZ4にかえる意味はありそう。
はて・・・ここまでくるとZ2もしくはZ3を持っている人がZ4にする意味はあるのだろうかと・・・。一昔前のように割引やらなんやらが大量について、という時代も終わり、少なくとも毎月2000円近い機種代金を負担しなければならなくなった今、機種変更をする意味は見つかりません。
さらに!
見落としがちですが、昨年発表されたUSB-Type C 端子の存在を忘れてはいけません。iPhoneやiPadの充電端子のように、表裏関係なく差すことができて、より大容量の電気を流すことができるようになるType Cです。これがスマホに採用されれば、細かいことを気にせず差し込んで、より短時間での充電を実現できるようになると思われます。現状ではせいぜい1.5Aとか2.0Aだと思いますが、Type Cは5.0Aまで対応しています。単純計算ですが今までの倍の電圧=充電時間は半分程度で済むのではなかろうかと。
Xperia Z2だと2時間強(3時間弱)程度で満充電できるようですが、これが半分ですから1時間強、最大でも1時間半かからずに充電が完了するのかな? 場合によっては1時間を切る速さで満受電できてしまったり!?
てっきりこの夏モデルからさっそく採用されるのかと思っていたのですが採用されませんでした。2015年中には対応機器が発売されるというレベルなので、このままでは冬モデルでも採用はされないかもしれませんね。となると、早くても2016年モデルからでしょうか。
そのころにはSimフリーはどうなるのか、などまだまだ動きは出てくるでしょうから、スマホの買い時はあえて2016年に入ってから、もしくはUSB Type Cのコネクタが採用されてから、と宣言してみます・・・でも物欲に負けてXperia Z4に機種変更してしまう怖さはあります(^^;。