おススメ度:●●●●●(5てん)
◆今年になって学習塾の現場から離れ、裏方として仕事をしていますが、「その場に合わせて臨機応変に話す」という機会が激減しました。現場にいた時のように話すことが難しくなっている感じがしていたのです。「フリーズ」とまではいきませんが、時々「ドキッ」とすることがあったのは確かです。この本にも書かれているように「環境が変わったから・・・」やむを得ない部分もあるのかもしれませんが、それにしても・・・です。◆確かに最近は環境にも慣れ、業者さんとお話をするような場面にも慣れ、いくらかスムーズに話せるようにはなりましたが、対子供だったのが対大人ですからね・・・使えるユーモアも違いますし話を持っていく方向も違います。「慣れ」の問題なのでしょうか?◆今の仕事のけりがついたとき、どのような仕事に就くことになるのか・・・それは現時点ではわかりませんが、やはり週に1度くらいは「授業」という勝負の場に立てるようにしていたいなぁ・・・と思いました。
◆本の内容にも触れます(^^;。「脳」という普段は目に触れることのない部分の話ですが、基本は外側にある「体」と同じなんだな・・・ということがわかりました。「体」というか「筋肉」というか・・・は使わなければ衰えるわけです。で、それは「脳」も同じであると。◆で、「体」は使わなければすぐにわかるけれども、「脳」は使わなくてもそれを自覚しずらいことが難しいと。確かに、「最近は脳のあの辺をあまり使ってないよなぁ?」なんて感じることはありませんもの。けど、仕事などの環境に合わせて必要なところしか使わない・・・という状況が続くと、使わない部分がやせ細っていくわけですねぇ。◆特に具体的な対処法までは書かれてはいないものの、アドバイス的な部分や改善法のヒントはたくさん書かれています。塾屋の立場から言わせると、子供のやることにすぐに口をはさんで何でもやりたがるような親・・・そこのあなた!!・・・は注意ですよ!! 現場にいる時も、本人を遮ってでもしゃべるお母さんや本人の代わりに答えてしまうお母さんには注意をしていました。とても大切なことだと思います。