2024新潟県吹奏楽コンクール完了

このような結果でした。残念ながら娘の吹奏楽部は全体5位の評価で惜しくも西関東に手が届かず、でした。ここのところ2年連続で西関東に出場しているほどの強豪校でしたし、今日の演奏は素人の耳には十分立派なもので「これは行っただろう!」と思っていたのですが、評価点で1位を取ったと思われる帝京長岡の演奏は圧巻でした。音1つ1つの解像感が段違い、出始めの音の強弱、タイミング、音を止めるタイミングなどすべてが聞いていて心地よいものでした。敵ながら天晴れ。

 



 

4校代表となるところの5位ということで、県コンクールでいうところの「ダメ金」的な雰囲気もあり、脳筋の体育会系である親2人はあたかも自分のことのように悔しがりましたが&それを娘の前では極力押して冷静にふるまおうとしたつもりでしたが・・・出てた感じがしますね・・・いや出てしまっていました・・・反省。娘はそれに気を使ってか「自分は自分の担当部分はミスなく吹くことができた。ここまでしっかりと吹くことができたのは今までのコンクールの中でも初めて、というくらい納得感がある」という反応だったので少しほっとしたような、(親とは勝手なもんで)でもちょっと悔しがってもらいたいような、思わず「悔しがってええんやで」と言いたくなるようなそんな相反する気持ちもありました。とは言え、最終的には力強く「納得している」と言っていたのが実は一番うれしい。来年、西関東を目指す最後の挑戦があります。秋にはアンサンブルコンサートもありますが、1年後、最後の最後、西関東に出場してよい経験をしてくれたら、と。

 

ちなみに、全体感としては、小千谷高校が4年連続、帝京長岡高校が3年連続、新潟第一高校が2年連続とまずまず安定の西関東出場。十日町高校は2021年以来3年ぶりの代表、ここ2年は県コンクールダメ金で代表選考に進むことができていなかったのでようやく、といったところでしょう。十日町高校のオーボエの兄さん、かっこよかった、素敵な音色でした。

一方、衝撃としては新潟商業が6年連続で西関東に出場していた記録が途絶えたことでしょうか。2022年は西関東でも金を取っているような強豪校でもこういうことがあるのです。これが吹奏楽コンクールの醍醐味ですね。ほんと、また来年が楽しみです。

ちなみに吹奏楽データベース(新潟県高校の部)によると、2000年代に入ってからの西関東出場は(A編成・B編成を区別せず数えると&データがあるところだけ数えると)以下の通り。

  1. 新潟商業 17回
  2. 三条   11回
    新津    〃  ※2019年以降代表選考に進めず
    六日町   〃  ※2022年以降代表選考に進めず
  3. 帝京長岡 9回
  4. 小千谷  8回
  5. 新潟   7回
  6. 十日町  6回
    新発田南 〃   ※2015年以降代表選考進めず
  7. 新潟江南 5回
    ※新潟第一は2023年からB編成に移ってきていますが、A編成時代を含めると13回の西関東出場実績あり。

このような感じになっており、おおむねこの10校前後の争いになっている印象です。その中でしっかりと勝ち抜いていけるかどうか、親はやじ馬でしかありませんがそのような視点も含めて娘と娘の学校の頑張りを応援したいものです。

※吹奏楽データベースの情報をもとにスプレッドシートでまとめたものがこちら。セルが「—–」となっているのは情報がないところです。もし情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらスプレッドシートにコメントをつけてくださいませ。反映させたいと思います。

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