頸椎間板ヘルニア

さて、タイトルが物々しい感じですが、そういう病気になりましてございます。まずもって皆様にはご迷惑とご心配をおかけしたこと、ここでもお詫び申し上げますでございます。

事の発端は??(金)、午前7:30頃。
目が覚めて早々に首に力が入らない感じがしました・・・とは言え、1か月ほど前に左手に痺れを感じ、数年前に通院した整形外科を訪れ、首=頸椎の軟骨がすり減っていることからくる痛みである旨、診察を受けていたので、それが原因かと感じました。

実際、この1か月に限らず、神経への影響か首に力が入っていないような感覚になることは日常茶飯事だったもので、いつものか・・・という程度で特に気にせずに寝室からリビングへと移動したのでした。

<以下、長くなるので「続き」へ・・・>

リビングに移動していつも通り二度寝よろしくごろ寝を楽しんで?いたのですが、これが何やら首だけでなく旨のほうも痛い感じで、冷静になってみると首の痛みもいつもとはまた違った感じでございました。

とは言え、それでも気にするわけでもなく、いつも通り車に乗って仕事に向かったのでございました。運転している間も痛みは気になっていたのですが、職場についていつも通り仕事を始めたところ、徐々に痛みが強くなってきたわけでございます。

こらまずいなと。

頭をあげていられないほどの首の付け根の痛みと胸を圧迫される感じと。完全に初めての感覚でございました。

9:30頃/すぐに上司のもとに赴き、相対&医者に行く許可をもらい、新発田まで戻ってきたのでした。

・・・ここからが大変。

10:00過ぎ/いつもの整形外科(新発田市、渡部整形外科)へ行くと、相も変わらずこちらの話など一切聞きもせず一方的に言いたいことを喋り捲る医者。こちらはそんな話を聞く余裕もないほど苦しい状態・・・ようやくそれに気づいたらしい医者が、強めの薬を出すことと内臓から来る可能性を考慮して内科に行くように指示を出す・・・ちなみに問診も触診も一切やって呉れてはいません(–;・・・紹介状は書いてくれたものの、まぁちょっと疑問を感じる診察ではありました。

で、言われた通り風邪をひいたときなどにお世話になっている木戸内科へ・・・かなり苦しい状態で車を運転しているが何とかたどり着く・・・と、まさかの休診・・・泣きそう・・・。すぐに渡部整形外科に相談の電話をすると、熊倉医院を紹介される。

熊倉医院へ向かう途中、あまりに苦しいので相棒に電話・・・助けを求める。

正午頃/熊倉医院へ行くと某木戸内科とは違い丁寧な対応・・・先生もとってもお優しい。心臓には問題はないように見えるとのこと。触診で正面から首の付け根を押したところ痛みがあったので「急性喉頭炎」の可能性が指摘され、耳鼻科に向かうように指示される。ここで初めて病名が見えたので少しホッとする。

・・・ちなみに、先生はとってもお優しく丁寧な方でらっしゃいましたが、一部の看護師はそうでもなかったです。あれだけ苦しくで横になることすらできない状態なのに、心電図をとりたいから痛かろうがなんだろうが横になってください・・・と冷たく言い放つ看護師。そういわれるとやむを得ないかと思い、めちゃくちゃ痛いのをこらえて横になったのですが・・・これが過ちだったことは後になってわかります・・・。

ちなみに、相棒はかなり早足でやってきてくれたようで、この熊倉医院で合流。助かる。感謝。

で、続いては娘がお世話になっている関耳鼻科へ。
これまでの印象は良いものであったが、今回はひどかった。まず、熊倉医院で熊倉先生が紹介状を書くだけでなく、直接電話をしてくださった。かなり苦しがっているから急患扱いですぐに見てほしいと。それにもかかわらず、午前は終わったから午後にするようにかなりごねているらしい関耳鼻科・・・ひどいね・・・急患だって専門家のお医者さんがおっしゃっているのに午後の診療にしろって・・・ちなみにその時間だと2時間半待ちが確定するところ・・・どうなん!?

で、熊倉先生の説得に応じてくれたようで何とか関耳鼻科に向かう。呼ばれて診察室に向かう。こちらは胸が圧迫されるような痛みに変わっており、呼吸がしづらく、歩くだけでも胸から首にかけて痛みが響いてくる状態でおじいさんのようなスピードでしか歩けない状態。これをなんと、関耳鼻科の看護師のおばちゃんたらですね、「はよせい!!」的な感じで「こちらにいらしてください」「どうぞこちらです」と言葉は丁寧なものの、背中を後ろからぐいぐい通してくるんですねぇ・・・さすがに苦しかったので「苦しいので」と一言言ったものの、そのあとさらに押してくるので「苦しいんじゃ!!なんてことすんねん!!!」と出せる限りの声で憤る。

ほんっとにひどい。最悪だ、あの医者・・・関耳鼻科の看護師。

続けて、診療椅子に座ると先生が出てくる、この人はまともだと信じていたが、開口一番、「熊倉先生がどうしてもというので、こちらとしてもお昼休みだったんですがね・・・(やむを得ず見てあげるよ)」というセリフ。カッコの中はわしの思い込みですが、そんなセリフを言われたら、どんなに明るく話されたとしてもそんなセリフが聞こえてくるわ、という状況。まったく、医者がこんな上から目線だから看護師もそうなるんだな。きっと普段からそんな話をしてるんだよきっと。医者が看護師に向かって患者の悪口とか言ってそう。「せっかく見てやってんのになんだあの患者は!?」くらいのことは言ってるでしょうね。

一事が万事といいますが、そういうもんですよ。火のないところに煙は立ちません。

ということで、娘は気に入っているようなので連れてはいきますが、自分自身は絶対に世話にはなりたくない医者ということで決定。

で、この関耳鼻科では喉頭炎ではないことが確定。渡部整形外科もそうだが、ここも口数が多すぎる。う~~んどこが悪いのかなぁ・・・なんてうだうだいいながらまったく結論を出そうとしない。ここで相棒が「新発田病院を紹介してもらえませんか」と。これで要約そちらに話が進んでいくものの、今度は「どの科に紹介すればいいんだろう、う~~ん難しいなぁ」とひたすら独り言をグダグダとしゃべりながらなかなか電話しない。

結局、熊倉先生に相談をしたうえでようやく新発田病院に電話をする。

まぁ、あれだ。決断力がない=責任を負う気がないってことですな。目の前で患者が息も絶え絶えで苦しんでいるっていうのに、そんなことより自分がいかに責任を負わないようにするかを考えていらっしゃるご様子で・・・どの科に電話しようがまずは苦しんでいる患者をどうにかすることを考えるのが医者だろうと。おかしな紹介の仕方をしたら何か責めでもあるんでしょうかね、あほらしい。小せぇ医者だわ。

ということで、ようやく新発田病院へ。

もう苦しかったので時間など覚えてません(–;。

で、急患の受付に行くように言われたのでそちらに向かうと、急患受付が閉まっている・・・誰もいない・・・殺す気か・・・しばらく立ち尽くしているとようやく中からおっさんが現れ、状況を伝えたところで診察室に通された。

ここで、ようやく神様が現れる。

どこぞの看護師とは違う本当に患者のことを第一に考えてくれる看護師さん。

早速、横になってください、といわれるものの、「座っているほうが楽なので」と伝えると「楽な加工でいてください。無理しなくていいですよ。」と一言・・・看護師さんってこうでなきゃいかんよねぇ・・・。

続いて、「心電図とりますね・・・あ・・・でも横に慣れないんですよねぇ・・・ちょっと待ってください」とお医者さんらしき方に内線・・・戻ってきて「座ったままでいいです。できるだけ楽にしてくださいね」と座ったままで心電図をとってくれる。これが正解なのか・・・。

数分後、女医さんが現れる。まくし立てるように今の状況を聞いていく・・・最初はうるさいなぁと思ったけれど、救急センターのお医者さんはそういう癖がついているのでしょうなぁ・・・時には瀕死の方、一瞬を争うような状態の患者さんも来るわけで、そういう方は相手の状況を把握することが第一なんだろうなと、そう思いました。

とは言え、熊倉先生は「心臓系の問題はない」といわれている+心電図は問題がない+関さんは「耳鼻咽喉系はとてもきれい」といわれた状態での到着ですから、まったく原因が見えません。

で、目の前にいるおっさんは胸を押さえて苦しんでいる、あるとすればちょっと血圧が高めだという事実・・・結果?心筋梗塞系を疑うところに話が言った模様で、「CTスキャンとります」みたいな話になり、相棒に造影剤の投与を許可するように説明が始まります。

そんな時、わしの心持としては「おぉ! 初CTスキャンじゃん!!」なんて明るく考える余裕もないほど胸の痛みに苦しんでおり、父親がそれで死んだこともありリアルに怖がっておりました。

で、少しの待ち時間を経てCTスキャンのお部屋へ。体中が厚く感じたのを覚えています。

・・・が戻ってくるとやはりそちらに問題はないことが判明。

女医さんは頭を抱えます。

そこで改めて問診。状況を最初から整理します・・・つまり朝起きてから渡部整形外科あたりまでの話を整理しにかかったわけです。そこで、渡部整形外科さんが何も調べていないことが判明・・・もしや整形外科でよかったんじゃないの?という一言とともに、担当の先生が二転三転します。

・・・が、相変わらず目の前のおっさん(=わし)は息も絶え絶えな状態で苦しんでいます。内臓・循環器系の問題ではないことが分かった女医先生は、即決「痛みどめうってあげて」という話になり、相変わらずすっげ~~~痛い筋肉注射を打ってもらい、数分後にはようやく痛みが引いたわけでありました。

そこで相棒とも笑って話ができるまでには回復。苦しさはあるものの痛みはなくなってきたのでした。

で、整形外科の先生にバトンタッチしてからは、これまた人生初の「MRI」なる検査。これで首の状態を精密に検査することに。

で、出た結論がタイトルのものだったわけです。この段階で16:30ころだったでしょうか。

相棒、娘、相棒の実家、そして会社の皆々様に多大なご迷惑をおかけした1日がようやく終わりを迎えました。

翌土曜日は自宅で安静にしているようにとの整形外科先生の指示だったので、会社に電話して土曜の休みを頂戴するとともに、授業の代講を依頼するという迷惑千万な結果になってしまいました。この1年で2回目です<代講。

で、帰ろうとしていると一番最初に看てくださった女医さんが、最初に会った時の険しい表情とは一転したとても穏やかなやさしい表情で「良かったねぇ、原因がわかれば一安心よねぇ」と声をかけてくれたのでした。同じく最初に看てくださった看護師さんも同じように声をかけてくれて、ほんと、涙が出そうなくらいうれしかったです。

町医者の看護師さんの場合、日々接している患者さんが命に直接かかわるほどの重病人である可能性が低いからでしょうか、往々にして扱いが雑であったり、なぜだかものすごい上から目線だったりと、とっても残念な状況を目にすることが多かったのですが、新発田病院の・・・少なくとも今回お世話になった看護師さんはそうではなかったことが何より嬉しかったのでした。患者のことを第一に考え、患者が回復することを本当に喜んでくれて・・・。もっと言うとお医者さんと看護師さんだけではなく、様々な検査をやってくれた技師の方たちも同じように苦しむおっさん(=わし)を心配して声をかけてくれたり励ましたりしてくれて、元気が出てきたらよかったねと声をかけてくれて・・・こういう環境、町医者だから・県立だから・・・っていう理由で違ってよいってことはないですよねぇ。

最後は愚痴になりましたが、この記事を書いているのは日曜の夜寝る前の時間。ようやくこの程度の長文をPCで叩いても痛みを感じない程度にはなりました。

この後、ゆっくり眠って、もう少し状況を改善して火曜の仕事に向かいたいと思います。