娘の気持ち、だんだん難しくなってきてますなぁ。
宿題終わりになにやらへそを曲げた様子の娘。すぐに何かを言うべきではないかと口をつぐんで様子を見ていると、こちらの雰囲気を察したのか、わしのあぐらの上に座りに来る。
何か言うでもなく、何かするでもなく、怒るでも泣くでも甘えるでもなく。
ぼんやりと15分ほど時間が過ぎたところで、いきなり立ち上がり何も言わずにお母ちゃんが待つ寝床にはいっていく娘。
何が言えよ、と思わず口をついてしまうと、一度閉じたふすまを開けてムスッとした表情で「おやすみ」と一言。返事をするやいなや、ばちーん!と勢いよく閉められたふすまの音に少し感情的になりそうになるが抑える。
抑えたものの奥底にくすぶるこの気持ちは嫌なものですね。もう少し年を重ねるとわざとこういう対応をしてくることが増えてきそうな予感。そしてそれに対して抑えきれずしかり飛ばしてしまいそうなのが想像できる自分。決定的な亀裂にはしたくないけれども、無理やり、何が何でも押さえつけようとは思っていないけれども、はてさて、大変だけれどもいちいちこうやって確認しながら、様子を見ながら、どんなに決裂しても娘を見守る目だけは忘れずにいこう。