病室

頼まれていたいくつかのものをもって娘の病室へ。不謹慎かもしれませんが、病室からの眺めです。集中治療室から移ったとのこと。

娘に顔を合わせたところでは、まだ目に生気が感じられず、不安に感じる様子でした。

さて、そこからが父親の役目。娘とたくさん話をしました。退院したら楽しいことがいっぱいある、早く退院してあんなことやこんなことをしたい、と前向きな欲求が生まれるように、少しずつ心をほぐしながら、気持ちを確認しながら、会話を重ねました。

風さんの写真を見せると、いろいろなことを思い出して涙する娘。ここまでもたくさん涙しただろうに、まだ涙が出るのです。よほど不安なのでしょうね。

そこから、娘に何をやりたいか聞きました。何を食べたい?どこに行きたい?・・・と。すると、冷たいアイスを食べたい、火曜日の英語はお休みしたくない・・・と24時間以上ぶりに娘の声を聞くことができたのです・・・この時点ですでに涙が出そうなわし・・・。

それじゃあアイスを食べよう。

退院したらおいしいご飯を食べに行こう。

と、そんな話をしているうちに少しずつ娘の声に力が戻ってきたような気がします。その合間合間に相棒とのいつも通りの馬鹿なやり取りをしていると、ようやく娘の顔に笑顔が戻りました。これで大丈夫。

 

いったん夕食を食べに家に帰り、アイスを届けました。熱はまだ38度ほどあるようですが、体に力も戻ってきたみたいで、自分で歩いてトイレにも行くことができていましたし、起き上がって届けたアイスを食べることもできていました。

これで大丈夫です。検査の結果、はっきりとした原因はわからなかったようですので、もう少し入院と検査は続くようですが、本人に前向きな気持ちが出てきたようなので大丈夫でしょう。もちろん、検査のためにまた注射だよ、とかなるとその都度心がおられるかもしれませんが、一度出てきた欲はそう簡単に消えないでしょうから、前向きになれるようにしっかりと励ましながら、声をかけていきたいと思います。