Androidの不安

こんなニュースが飛び込んで?まいりました。我が家のスマホはAndroid4.4以降のものばかりなので特に問題はありませんが、ばっさりと切り捨てるものですねぇ。こうやってみるとMicrosoftがめちゃくちゃ良心的に見えるから不思議。任天堂なんてつい先日までスーパーファミコンのサポートをやっていたのですから、日本の企業はやっぱり素晴らしいなぁ・・・なんて感慨にふけりたくなりますがそれどころではありません。

やっぱりプラットフォームを握ると強いなぁと。ソフトを作るのも大切ですが、理想はプラットフォームを作ること。無料にしてプラットフォームを普及させて人々の生活やある分野においてはそのプラットフォームがなければ成り立たないようなそんな状態に持って行ってしまえばしめたもの。Androidめ、というかGoogle怖いなと。

ついこの前まではAndroidが車の運転をサポートする的なことを言っていたような気がするのですが、今やAndroidを搭載した車をGoogleが作る=自動車メーカーの最大のライバルはGoogleになる・・・しかも近い将来・・・なんて話ですものね。自動車メーカーが車を作る片手間に最先端の技術を搭載すべく技術開発をする時代ではなく、最先端の技術を持ったメーカーが片手間に車を作って売る時代が到来したのですね。そしてこれはすぐに航空機や宇宙に向かうロケットのようなものにまで普及していくのでしょうか・・・もはやGoogleは一企業ではなくなってしまっていますね。一大帝国・・・。

 

こうなってくるとプラットフォームメーカーが横暴なことをしないようにかかわるメーカーたちに頑張ってほしい、ということになります。スマホでいえばDocomoやauなどの日本の通信企業。基本はDocomoなんかがスマホをリリースする際に自社独自の使えないいらない機能を載せてくることには反対なのですが、そうやってでもGoogleの専行を多少でも阻止できるのであればやむを得ないのかな、なんても思ってしまいます。・・・でもその条件としては、そうやっている間にGoogleに対抗できるメーカーが育って本当の意味で線香を阻止することが必要ではないかと思うのですが、日本のメーカーにはたしてそれができるかどうか・・・。Docomoやauがいくら頑張っても無理でしょうねぇ・・・。はぁ・・・。

 

ということで、このニュースが本当なのであれば、かなり無茶な話ではあるのですが、それで新しいスマホに機種変更せざるを得ない状況になるのであれば、それはメーカーにとっても多少はプラスになるのでしょうか。ユーザーにとってはマイナスにしか見えませんが・・・。

一方では、一企業人として、また一人のITにかかわる業務を行っている人間として、それからITがいろいろなものを引っ張っていく時代に生きている人間として、良い教訓としていかなければならないニュースだな、と思っています。