読書感想「大人の見識」

◆「大人」という言葉に、なぜか胸が痛む思いでした。筆者がだれなのかもよく分からず、迷わずに手を取って読み始めたら、これとっても面白い。めっちゃためになりました。

おススメ度 ●●●●●(5/5点)


◆筆者は戦時の海軍での経験や、80歳を超える今までのさまざまの経験をもとに「大人の見識」とは何かというものをやんわりと提示してくれます。「これ」とはっきりは断定していないのですが、そこかしこにヒントが見え隠れしています。

◆戦時中の良識ある「大人の」軍人たちの話や、イギリス人のユーモアにあふれる「大人の見識」はとてもためになりますし、自分に足りないもの、これから身につけていかなければならないものが少しずつ見えてきたように思えます。◆残念なことに、ところどころ出てくる難しい感じや表現がわからず、2割くらいはちゃんと理解できていないのです。作家さんや学者さんの名前にも聞いたことがない人が多く、その人たちの著作も読んでいかなければならないなぁ・・・と感じたところです。

◆とにかくこれからいろいろな経験をしながらちょっとずと「大人の見識」を身につけ、もっともっと読書をしながら様々な知識を身に付けた上で改めてこの本を読みなおしてみたいなぁ・・・というのが今の感想です。◆あ、それから日本の歴史についても改めて理解しなおさなければなりませんね。間違って理解してしまっているところが多々ありました。勉強しなおしです。

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