今日は先行ロードショー。
2時間ずっといびきをかいて寝ている超迷惑な人がいたのはがっかりでしたが、この3作目は最高!!
とにかく最高!
笑いっぱなし!
最後は感動!!
?以下ネタバレ注意?
◆いきなりダニーとルーベンの関係が明らかになる。ルーベンってすごい人なのねぃ、いろんな意味で。「11」ではダニーとラスティーが一番最初に相談を持ちかけたのがルーベンだった。すごくでかい態度で(不思議なファッションで(^^;)説教をかます人だなぁ
なんて思ってたけど
納得。◆アル・パチーノ扮するバンクをどれだけ悪役に仕立て上げるかがストーリーの肝でしょうね。特に日本人は大好きであろう「勧善懲悪」の世界。バンクが悪者であればあるほどダニー達への肩入れが強くなる。そして、この「13」ではそれが成功しているんですね。とっても気持ちよい。むしろ途中でもうちょっとバンクの抵抗があっても良かったくらい。◆「11」では盗みのストーリー解説がとても丁寧で、でも肝心なところは最後まで隠されていた
けどバランスが良かった。何がどうなったか最後にわかってスッキリ。「12」は肝心の盗みの部分が端折られている感じが強かった。盗み方も無茶で、力技な感じ。スマートさがなかった。◆この「13」では“盗み”に注目していた。「11」の時のように盗みのストーリー解説がしっかりとあって
ちょっと丁寧すぎ・長すぎるくらいではあったが
しっかりとまぁまぁ華麗に盗んでくれた。◆何よりも嬉しかったのがベネディクトがこの計画に加担したこと。そして、とっても楽しそうに役をこなしていたこと。これにつきる。最後は善人に仕立てられちゃって
でもちゃんと善人になりきっていたところが大笑い。◆ソールは相変わらずしっかりと他人になりきっていたし、マロイ兄弟は相変わらず脱線していた。わざわざメキシコまでいってそこまでやるか?って感じで(^^;。リビングストンは相変わらず挙動不審だし、フランクは超ハイテンションでしゃべり倒す。バシャーの1人舞台もちゃんとあります。しかしあの時のバシャーの格好
反則ですよ(笑)。◆とにかく「11」「12」と見てきたファンにとってはたまらない流れ。随所にみられる細かいユーモアも見逃せない。ミッションインポッシブル3の時は開始直後に熟睡モードに入った我が相棒も今回は最後まで起きてました。しかも「おもしろかった!」と言える代物。なかなかのもんですよ。◆ところで「VUP = Very Unimportant People」を日本語に約すと「超ウザイ奴」なの? なんかちょっとニュアンスは違うような気がするけどなー。邦訳についてはあそこだけ減点かな。まぁまぁ、そのVUPも最後にはしっかりといい思い出来たしね。素晴らしい作品でございました!