12月 182007
 

オススメ度 ●●●●○(4/5点)

◆まず筆者ですが、NHKの記者をやりながら一方では「週刊こどもニュース」で、その名の通り子供たちを相手にして「わかりやすくニュースの内容を伝える」というような経験もされているとのこと。アナウンサーのように感じるかもしれませんが、基本は記者・・・ジャーナリストさんということが出来るでしょう。


◆さて、その「週刊こどもニュース」での経験も元になっているのでしょうか...「わかりやすく伝える」ために何が必要か、という内容の本でございます。筆者の経験をもとに、これまたわかりやすくまとめられています。対象は若い(20台から30台の)ビジネスパーソンとのこと。プレゼンで苦労した経験を元に読んでみました。

◆どうすれば伝わるのか。そのためには「自分に対して謙虚になること」、「良質のインプットをすること」・・・など、学習塾の講師として「なるほど」「その通り」と思えるヒントがたくさん書かれています。また、そのどれもが難しくなく、やろうと思えば今すぐにできることばかり。◆ただし、それは習慣とも言える事柄も多く、怠け癖がついてしまっている人・面倒くさがりな人にはかなり困難な要求になってしまうのかもしれません。◆これもまた言い方をかえれば、「何事に対しても前向きに工夫を怠らずに積極的に取り組むことが大切」なのであって、筆者はそれを実践したらこの本に書かれているようなことになった・・・ということでしょう。つまり、(どの本でもアドバイスでも同じですが)書かれていること・言われたことをそのままそっくり実践する必要はなく、そんなことをやってもあまり意味がないのだと思います。書かれていること・言われたことを参考にしてチャレンジしてみることが大切なのではないでしょうか。◆残念ながら(自分も含めてですが)怠け癖がある人・面倒くさがりな人は、それをやらないんですね。だから進歩がない。こういう本を読んでなるほどと思うだけ。わかったのかもしれないけれども出来るようにはなっていない。そこを脱出することが第一ですね。

◆少なくとも、この本に書かれている多くのヒントの中の「良質のインプットを続ける」という作業は怠らずにやっていきたいと思っています。社会人になって10年間、本を読む機会をほとんど作らずにここまで来ました。それがありがたいことに、今は本を読むなどのインプットをするチャンス(時間)はたくさん転がっています。だからそれを十二分に生かしていくことが大切だと思っています。
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