日々雑感:香川でスマホを制限する条例

NHKニュースのサイトから引用

これは衝撃。

この決定に至った過程を見ていないので軽々しく物は言えないけれども、そんなのは親が自分の家庭の中で決めることではないだろうか、と思う。

子どもに判断力が身についていない場合は親が決めて守らせる。判断力がついてくるにつれて相談して決めていく、ということで良いのではないか。

もし、親にその余裕がないのだとするとやるべきはもっとほかのところにあって・・・例えば働き方改革をもっと力強く進める条例を作り、親が子供と適切に関わることができる時間や金銭的な余裕を持たせるようにした方が良いのではないか。

「ロバートキャンベルさん」は朝のテレビ番組で「自ら発信する機会を奪う危険さえある」という視点で疑問を呈していた。それも大切な視点だと勉強になった。世界が、国がICTの活用を推進・推奨している中で、うまく活用することではなく制限を最初に持ち出すのはさみしい限り。これがお隣の愛媛あたりだとNECの開発部隊の本拠地があったりしてこんなことにはならなかったのではないか、なんて邪推してみたりもする。

なんにせよ、親がこれまでに経験したことがない環境になっている今、親の経験値と中途半端な知見に基づいてむやみやたらと子どもの活動を「制限する」というのはよろしくない。経験したことがない=知らない・・・だから何もせずに放っておくというのはもっとよろしくないが、同様に何も考えずに制限するのもよろしくない。

親として、大人として現状をより正確に見極める努力をしたうえで善し悪しの判断をするのであれば、子どもに対してもある程度は納得のいく説明ができるのだと思う。そういうことをしない親が増えてきたから自治体がルールとして条例を設定したのだとすると、繰り返しになるが改善すべきはそこではない気がするなぁ。

 

我が家のルール?で言えば、一部で流行りに流行っている「鬼滅の刃」なるアニメを娘には見せていない。理由は「相手を切る」という描写がとても多く感じるから。でも振り返ってみると自分が子供のころはどうだったかというと、「北斗の拳」なんてもっとバイオレンスだったし、週刊少年漫画誌の中には同様の描写がきついものなんて今と同じくらいたくさんあって、それが普通に子どもが見る時間帯のテレビでアニメとして放送されもしていた。

果たしてそれら漫画やアニメを見ていた我々の多くが犯罪を犯す予備軍になっているというのであればどうかと思うが、決してそういうわけでもないのだと思うのでむしろ中途半端に制限するのはよろしくないのではないか、という気もしている。「見せない」という考えは「大げさすぎる」気がするし、自分自身のポリシーに反しているところもあるとは思っているが、実際に自分でもアニメの第1話を見てみた結果、描写が残虐な感じがするということもあったがそれ以上に「面白くない」と感じたから別に見せなくていいかなと思っている、というのが正直なところ。

我が家はむしろ他のアニメについてはどんどん見せているところがあって、テレビではある程度自由にみられる環境も提供していたりもする。だからそこでバランスをとっているつもりだし、娘にもそのように説明している。「他のアニメならいくらでも見ていいから、鬼滅の刃とか人を傷つけるようなシーンが多いアニメはもうちょっと大人になってから見るようにしてくれ。それは親のわがままだ。」と。

 

話は逸れたが、今回の香川県で定められた条例についてはこれが当たり前になってほしくないと感じるものであった。皆もっとこの件に関しては議論するべきである。好き・嫌いとかいう観点だけではなく冷静に。

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