USB Type-Cのお勉強

「USB type-C」という規格、ここ1~2年で急速に広まっていると思いますが、現在は片方が昔からあるタイプの少し大きめのUSB(=Type-A)で、もう片方が写真に写っているというタイプのもの・・・一方と一方の形が違うものが多いです。

でも今後はその両方がType-Cという写真の形のケーブルが一般的になると思われます。

 

詳しくは専門のサイト(エレコムさんのサイト)を見ていただくとしてポイントをまとめたいと思います。


写真のタイプのUSBケーブル、気を付けないといけないのは見た目が同じでも中身が全然違うものが存在している、ということ。

  1. 「PD」の観点
    • PD=パワーデリバリー。1つの電源から複数の端末を数珠つなぎにできる規格。電源~TypeC~端末①~TypeC~端末②・・・と複数の端末に電力を届けることができる。
    • 端末を複数つなげるほど、おおもとの「電源」がどれくらいの電力を送る能力を有しているか、が大切になってくる。例えば、ノートパソコンなどは、ケーブルの途中に大きな「箱」のような部分があると思うけれども、あれがあるからこそノートパソコンという大量の電気を必要とする機械に大量の電気を送り届けることができる。
    • その「大きな箱」を小さくしてコンパクトにして持ち運びができるようにするにはそれなりの技術が必要となるのであって、現時点では「窒素ガリウム」を使った技術が注目されているようである。
  2. 「充電」の観点
    • 充電については、どれだけの電力を送ることができるか、を確認する必要があります。電力は「アンペア」と「ボルト」の掛け算である「ワット」で表されますので、そのケーブルが何ワットの電力を送ることができるかを確認する必要があるぞ、と。
    • 「PD」では最大「100W」の電力供給を実現する規格であるため、ケーブルを買う際は多少お高めの値段であっても「PD対応」と記載されていてしかも「100W対応」まで歌っているものを選択するのが良い。
    • 2019年12月現在、モバイル用途では上記「1」の窒素ガリウムの技術を使ったコンパクト充電器で60Wをちょっと超える程度のものが最大であるように見える。Appleのマックブック用では100Wに近いものがあるが、その筐体はかなりでかいので持ち運ぶという感じではない。
  3. 「データ送受信」の観点
    • 上記、「電力」の観点が十分であったとしても、データ送受信の規格も見ておく必要がある。Type-Cケーブルは充電のためだけでなく様々な用途があるからだ。
    • パソコンとつないでデータを送受信する、という使い方。スマホで撮影した写真データをパソコンに送って保存・保管する、といった使い方が想定されるか。
    • この規格の表現は「USB2.0」「USB3.0」「USB3.1」といった形になる。「USB3.1」となるとかなりのスピードでデータを送受信できる。これから買うなら「USB3.1」に対応しているものを選ぶべきである。
    • USB3.1に対応していると、HDMIのように映像の出力もできるようになる(alt mode = オルタネートモード)。
  4. 「オルタネートモード」の補足
    • 「Huawei」社の「Mate」シリーズと「P」シリーズ、および「Samsung」社の「Galaxy S」シリーズと「Galaxy Note」シリーズは、USB3.1オルタネートモードを利用したUSB Type-Cケーブル経由での映像出力機能を備えている。また、PDの仕組みも含めて出力先の映像モニターに電力まで供給することができる。
    • つまり、「スマホ~Type-C(PD対応 & USB3.1でのalt mode)~液晶モニタ」という形で、たった一本の「Type-C」ケーブルでスマホの画面を液晶モニタに写し出して、かつ、普通のパソコンのような画面でスマホを使うことができるのである。

      さて、これができることで何が良いのか、どんな使い道ができるのか、は皆さんの想像力にかかっていますな。現時点ではそれをすることのメリットがあまり見いだせないでしょうから、まだ爆発的に広がることはないでしょうし、近い将来ではケーブルすら使わずにそういったことが実現しそうですから爆発的には広がらずに終わる可能性もあります。

    • が、現時点から向こう数年においては、こういった使い方がビジネスのある一点を突破するヒントになる可能性を含めているのではないかとも思っています。いったんはそう信じて会社の経費を使わせてもらってブツを購入していろいろと試してみようと思うているところでございます。

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