みなさんのおかげです(した)

終わりましたね。

時間はずれますが、「いいとも」「めちゃいけ」「みなさんのおかげです」と、子供のころからある程度の年齢まで見ていた番組がどんどん終わっていきます。

「めちゃいけ」「みなさんのおかげです」はネット上での批判も多かったし、たまに見ても「なんだかなぁ」と思うような内容も多かったので特に感慨もないのですが、批判が多かった割にここにきて「惜しむ」ような声が増えているように見えたことにも違和感がありました。

果たして、みなさんのおかげですの最終回視聴率は上がって9.7%。これが高いか低いかはわかりませんが、YouTubeなどが席巻している世の中、テレビってこんなものなんだなぁと。

 

一方では?同時に?・・・ネットネット、と言っていますが、ネットで声高に叫んでいる人たちはあんまり世論の中心にないんだなぁとも思うわけです。現実世界で発散できない=現実世界ではマイノリティである人が、それを発散する場として適当なのがネットの世界なのだろうと。現実世界で受け入れられやすい思想・考え方・行動をしている人はそこで満たされるわけなのでわざわざネットに行動の場を移す必要がないのですね。

ネットの世界でも実名主義のFacebook > 匿名だけれどもつながりやすいTwitter > 匿名・不特定の某掲示板・・・という感じて、不透明さが増せば増すほどそこで意見を述べている人の考え方はよりマイノリティに偏っていく感じがします。そしてそれをテレビが面白おかしく世論(であることは間違いないのですが)として「ネットでは」と喧伝すると、そういった人たちは自分たちがマジョリティであるかの如く勘違いをする可能性が高いわけで・・・面白い世の中だなぁと思ってしまうわけです。

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