青空と電灯

学生の頃、バイトの帰りが早朝になることがありましたが、その時の明るいのに電灯がついているその様子に違和感があった記憶があります。単純に明るいのに何で?と言うだけではなく、その数時間後には学校に行かなければならない面倒くささがあって、一方で出勤通学の忙しない足があるかと思えばもう一方では自分と同じそうなスピードで気だるそうに歩く派手なお姉さんがいたり、そのいろいろなものが混ざり合った感じが田舎から出てきた若者には刺激が強かったのではないかなと。

早起きした立場で年齢を重ねた今見るその光景、東京のそれほどしげきてきではありませんが、やはり違和感がありますね。街の、人の裏側が見える感じがして、そこにいなければよかったとか、見なければよかったという気がしてしまいます。裏側って見なくてよいのであれば見たくないですね。