6月 072016
 

我が家では家族の連絡手段に「Google」の「ハングアウト (hangout)」を使っています。

理由は、Hangoutの方のメリットが大きかったから。

  • AndroidスマホがiPhoneに負けないくらいメジャーな存在になり、そのスマートフォンにネイティブでインストールされているのがこの「Hangout」ですね。Google Playのレビューを見てみると、「使わないんだから削除させてくれ」という意見が多く、私もそれには賛成なのです。必要ない人のためにアンインストールできる道は残すべきですが、そこにある、というのは使い始めるにあたっての最初の障壁をぐっと下げてくれます。

 

  • Googleアカウントと紐づいているのが大きいですね。
    これまでに紆余曲折ありました。

    例えば、写真をアップするのに、また自分のPCに撮りためた写真を整理するのにオンラインオフライン共に使っていた「Picasa」というサービスが「Google フォト」にまとめられました。これは嫌な動きでした。その流れの中で、スマホの写真が「バックアップ」という名目で強制的にGoogleフォトにアップロードされることもありましたし、それこそHangoutで使った写真がGoogleフォトのアルバムとして扱われたりもしました。これは嫌でしたね・・・気に入った写真をアルバムとしてまとめてアップする、という使い方をしていたPicasaに、Hangoutの日常会話の中で使った写真が入ってくるのです。もちろん、自分以外の方には見えない写真として入ってくるのですが、こちらとしては管理画面に入る度にそれが煩雑に表示されるわけで・・・ほんといい迷惑でした。

    Google+(プラス)をごり押し、利用を前提にしていた時も、Hangoutの会話候補の中に、Google+のサークルに入っている人たちが表示されたり、候補?のような人が表示されたりして嫌でしたね。相棒もその時はHangoutを使うのを嫌がっていました。こちらは家族など身内の会話にHangoutを使いたい、Online・SNSでたまたまちょっとつながった人とトークアプリを使って会話をすることまで望んでいないのに、そこまでボーダーレスになることに違和感がありました。必要な人と必要な時に簡単に会話ができればよいのです。それも今ではなくなりました。Google+を無効にしておけばそこが混ざることはないようです。

    そんな紆余曲折を経て、ですが、2016年6月現在、Gmail・カレンダー・フォト・Hangoutあたりをよく使うのですが、いずれも適度な独立性と適度な連携性が保たれているように見えます。

  • Gmailの中のHangout
    Hangoutの会話は、Gmail(Web)の左にあるメニューの「チャット」というところにまとめられています。目立ちませんが確実に残っている。Gmailの中に残っているということは、「検索」ができるということ。これがまた便利。Lineは会話の履歴が端末に保存されるのでしょうか、機種変更などする際に昔の携帯電話時代のような「引っ越し」の作業が必要になるようですね。しかも会話相手ごとに。さらに、履歴も上限があるみたいで、ある一定期間なのか一定量を超えると古いものは削除されるみたいです。これもわざわざバックアップをしなければならないんですね。面倒。

    その点、HangoutはGmailに履歴がすべて残るわけです。バックアップ残るのが標準です。当然会話が長くなれば、その分、Googleから与えられている15GBという容量をちょっとずつ侵食していくわけですが、それでも15GBありますからね。

 

  • データはクラウドに。
    全てGoogleから与えられた15GBの容量の中に保存されています。端末にはキャッシュとして多少は残っているでしょうが、基本はオンライン。つまり、端末がぶっ壊れても何の心配もない、ということです。さらに言えば、スマホで会話をしていた続きを、デスクのPCや、別のタブレットなどの違う環境で継続することができるわけです。

    PCでのHangout利用も以前はChromeのみだったようですが、今はFirefoxでも会話できます。IE11でもできます。Edgeでもできました。欲を言えば、Skypeのようなインストール型のアプリ・・・ブラウザに依存しない、ブラウザを閉じていても会話ができる・着信がわかるアプリがあれば理想ですが・・・。

    何にせよ、環境に依存せず会話がいつでもどこでも成り立つというのは最高です。

 

  • 怖い理由(おまけ)
    ~運営会社のポリシーに不安~
    • 2000年過ぎ、オンラインのブラウザゲームを提供する「ハンゲーム」というサービスが開始されました。当時はその開発会社(NHN)が何者かわからず、でもオンラインで無料でネット麻雀ができる・・・世の中の誰かと対戦できる環境はそれほどありませんでしたから、時折使っておりました。
    • そのNHNがYahooのようなポータル、「Naver」を立ち上げるに至り「なんと便利だ」と感じのですが、その時に調べてみるとその会社が、国外の会社であるというところに不安を感じました。つまり、自分が預けているデータや個人情報がどのように取り扱われるのかがわからなかったからと言い換えることができます。
    • また、NHNは日本の会社と比較して、スクラップ&ビルドのような、新しいサービスにどんどんチャレンジしてうまみがないサービスはどんどん打ち切るようなスタンスにも見えたので(今となってはYahoo Japanなんかもそんなスタンですが・・・)、良い・便利と思って使い始めたサービスがいつの間にやら使えなくなる、という可能性がありそうな感じがしたことも怖さの1つです。(いちおう日本法人が運営していたようですが)
    • そんな理由で私はハンゲーム・Naverから離れていったのですが、一方で「Naverまとめ」が大ヒットし、ネット上で認知されるに至ります。確かに「Naverまとめ」はとても便利で、すごいことをする会社だなと驚いたことを覚えています。
    • そしてさらに数年後、いよいよ「Line」が登場するわけですが、そこまでの経緯がありましたので、「Line、絶対に使うまじ」と心に決めたのでした。いつサービス終了するかわからない、というのは今となっては当たり前の風潮ですが、NHNが私にとっては最先端すぎたというか、最初の印象がなじまなかったのですね。

 

ま、そんな感じで我が家はHangoutを使っています。

親が使っていて使わなくなったスマホには、適当な名前で取得したGoogleアカウントを突っ込んで、娘が家で使うものとして置いてあります。娘が学校が早く終わり、一番に家に帰ってくることがあります。誰も家にいない時に何かあった時にそのスマホに入っているHangoutで我々に連絡ができるようにしています。

今どきの子ですから、文字の入力・・・フリックなんて普通にできます。絵文字も入れられます。音声通話もビデオ通話もできますから、超高性能なおもちゃトランシーバー・・・違うな・・・親との通信機器としては非常に優秀です。結果、娘も物心つく前からGoogleのサービスに当たり前のように触れて大人になっていくわけなので、これからもずっとGoogleを使い続けていくことでしょう。三つ子の魂百まで・・・Googleというプラットフォームは恐ろしいほどの強大で、便利なものですね。これが方向性を過たず、人のためになるものであり続けてくれることを願うばかりです。

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