ワールドカップ南アフリカ

◆サッカー素人ですが、面白かったですね。ワールドカップ。オリンピック、ワールドカップ・・・自分は日本人なんだなと毎度強く思わされます。

◆何よりもこのワールドカップを通して感じていたことは、本大会が始まる前の苛烈きわまる監督批判、チーム批判の冷酷さ。言っている人は、「日本代表のことを思って」何だと思うんですけども、だったらもっと信じてあげればよいのになぁと思うんですね。確かに4年に一回、悔しい思いはしたくない、そういう気持ちはあります。

◆でも、一番大変な思いをして、苦しみながら頑張っているのは本人たちなんでね。そこのところを思えば、もっともっと信じてあげられないものかなと。あまりにも軽々しく批判→賞賛とうつろいすぎるのではないでしょうか。

◆岡田監督が言いました。「あれだけ批判されていたのが賞賛に変わった。また変わる。」と。

◆きっと次のワールドカップ・・・自然発生的に、またはマスコミがあおる形で「今度こそベスト4」となるでしょう。で、いつのまにかそれを基準に、「日本(代表)のため」に度重なるバッシングが始まるのでしょうね。

◆確かに勝負。結果が全てです。けれどもあまりにも薄っぺらい。特にマスコミ。新聞、テレビ・・・面白おかしく、お涙ちょうだい・・・何とか興味を引こうとあの手この手の記者・記事ばかりで、薄っぺらい。そしてそれの薄っぺらい上っ面だけの記事や論調に乗せられて振り回されて大騒ぎする世論・・・我々・・・薄っぺらい。もちろん自分もその一人。

◆とりわけ興味が薄いサッカーだからこそ、その輪の外で冷静に見れているのかもしれないし、常にうがった偏った見方しかできない、ひねくれた人間と言うだけなのかもしれないけれども、このワールドカップ前後のマスコミを中心とした論調には寂しさしか感じなかった。ある意味怖さすら感じましたね。

◇ちっと話は逸れますが、日本人てそうなんでしょうかね。その都度、流される・・・総理大臣もぶれるのなんの言われましたからね・・・。でも、そういう風に話を持っていっているのはやはりマスコミ何だと思うんですよねぇ。ほんと、今のマスコミ・・・主にテレビですが・・・はアホだなぁと思いますね。残念。もっと骨太な、芯のある、筋の通った報道をしてほしいなと思います。

 

◆そして最後は、キャプテン長谷部選手のインタビュー。これで締まった、という感じがしました。しっかりと言葉を選んで堂々と話す。PKを失敗した見方をかばう。素晴らしいキャプテンシーを持った人間だと思いました。キャプテンっていろいろな形があると思いますが、この人のキャプテンシーはとても素晴らしいものだと思います。次回ワールドカップにも出てきてほしいですね。

 

◆ということで、ぜひ4年後も、自分たちの代表を信じて応援して、楽しめる大会になってほしいですね!!

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