2月 102010
 

◆今、日本テレビの「ニュースゼロ」で、北九州市立湯川中学校の密着報道が放送されています。今の学校の問題、ということで学校の現状がありのままに放送されています。(以下、2月10日のニュースゼロを見た人で暇な人だけどうぞ)

◆賛否両論ありましょうな。けれども、学校が全てをさらけ出すというのは新しい選択肢の1つだと思いますね。学校のよろしくないところは、非常に閉鎖的な社会であることだ、と思います。

◆学ぶこと自体が容易ではなかった時代、先生は先生でありえたのだと思います。そして、そのような時代に先生たりえた人たちは崇高な志(全てがそうではないでしょうが、自ら学んだことを社会に還元する・・・他者のために生かす、ということは崇高であるといえます)の元で学んだわけですから、先生であること自体が崇高なことであり、先生と呼ばれあがめられることに何の問題も無かったのだと思います。

◆それが学ぶことが当たり前になり、学校にいることがただの義務になったことが1つの変化ですね。それから、そのような環境の中で先生と呼ばれる立場にある人たちが、人によっては危うくなってしまったこと・・・これには2つの原因がありますね。1つは先生自身の資質・素養の問題でもう1つは先生ではない一般人にも先生に負けず劣らずの知識・教養をもった人がザラになったこと。

◆特に後者が、先生という本来崇高でなければならない立場を危うくしたのだと思います。知識・教養を身につけて成功?した人たちが、学校を学習だけをする場と割り切ってしまった時に、また自身が身につけたものを盾にしてしまった時に、矛盾が発生したのではないでしょうか。

◆結果として、閉鎖的な社会でよかった学校が、そうではなくなってしまったのですね。安心して自分の子供を預けておける社会であったはずの学校が、先生の変化、親の変化・・・社会の変化によって、そうではなくなってしまったのです。閉鎖的でって良いところなんだと思います。本来は。けど、そうは言っていられなくなってきているのが現状なのでしょう。

◆一方で、一部の無責任な親。親の役目を認識しないまま親となったような人・・・わたしもその一人かもしれませんが・・・それでも親となることで親であろうとすることすら放棄してしまった親が、その責任を学校になげつけてしまったことも問題でしょう。

 

◆こんなところで語りつくせないくらいさまざまな問題を抱えているのが今の「学校」という社会でしょう。ゼロで放送されていたように、まずは親と学校が対話をすることが問題解決の第一歩となるのではないでしょうか。 PTAではありませんよ。親と学校です。

◆親にしてみれば、透明性がまったく無い「学校」という社会に対して、問題が起こればその原因はその中にあると思うのは当然です。だって見えないのですから。少なくとも正しい説明を求めるのは当然でしょう。それでも、学校の中にいるのは「大人」と「子供」です。「大人」と「子供」の言うことが食い違っていたら・・・もうそこには「不信」しかありませんよね。

◆となるとやっぱり、まずは親と学校が対話をして、報道されていたように親が学校の中を見るしかないと思います。湯川中学校の幸せは、学校の先生がそこに踏み切ってくれたこと、親が踏み込んでくれたことでしょう。大変だとは思いますが、これから、特に問題行動を起こしているようである中2・中1の子供たちと大人たちがどのように関わり、変わっていくのかを、見ていきたいと思いました。

◆今回の動きが一部の保護者が先導しているだけで、まだ無関心な保護者が大半であったとしたらこれは悲しむべきことです。願わくば、学校という社会に、子供たちに関わっていこうと決めた親たちが、この中学校に通う子供たちの全保護者であってほしいと思います。

 

◆翻って、自分自身も親になった以上、少しずつではありますが親になれるように頑張っていきたいと思います。自分なりに、あまり無理して背伸びはできませんが、しっかりと関わっていきたいと思っています。子供の面倒を学校に放り投げるような親にはなりたくないですね。

◆そして、自分の子供以外の子供たちや親たちともしっかりと関わっていきたいと思っています・・・自分自身、面倒なことは放り投げてしまいがちな性格なものですから、それは少しずつ親であるという自覚の元、変えていけたらいいなぁというところです。

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