12月 262007
 

◆とある本を読んでいて、仕事のためとはいえ新書っぽいものばかりではだめだ・・・と教わりました。報告書や何やら文書を書くには小説や随筆を読んで表現力を鍛えなければならないと。で、ふと本屋で目についたものがこれ、というわけです。

おススメ度 ●●●○○(3/5点)

◆テレビドラマ化された「池袋ウエストゲートパーク」で有名な筆者です。そんなこともよく分からないまま読んでみました。

◆とってつけたような比喩表現が鼻につくところが少なからずあります。もっとスムースに読んでいることを忘れてしまうかのような自然な表現であってほしいところが数カ所ありました。◆ともかく、電車の通勤時間に読んでいたのですが、周りにたくさんの人がいることを忘れて涙することも数回・・・号泣ということはありませんが、自然にほろりと来る話が続きます。◆短編の後編は、胸があったかくなるようなほんわかできる話が数話。特にカメラマンのお話は「あまくせつなく」一気に読みきることができました。

◆小説というやつは、読んでしまうとその世界にどっぷりと浸かりきってしまうので、読み終わった後の脱力感や空虚感が嫌で、いつも読むことを避けてしまうのです。でも、短編で良かった。そして心温まるストーリがあってよかった。お勧めできる一冊です。

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