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ミノルタよ、さらば
私にカメラ=写真を撮ることの面白さを教えてくれたのは父でした。当時は「面白い」とは感じてはいませんでしたが、大人から与えられた高価なおもちゃを喜んでいじっていたように思います。
そして、そんなことを忘れてしまった社会人になってばかりの頃。ふとお店で目に入ってきたのが「デジタルカメラ」でした。
当時(1996年頃)はフジのデジカメが全盛(リコーもがんばってたかなぁ)で、画素数は10万画素とか30万画素で、80万画素が発売されて「おぉ!」。メガピクセルになって「すげ?!」。300万画素なんて「すごすぎる!!」でした。
そんな時、私が初めて手にしたボーナスで買ったのが、何の偶然かミノルタの初代「ディマージュ」だったのです。今考えると、レンズがボディーから外れるっていうギミックは驚きですよね。その後、こんなデジカメは発売されていませんから!
翌年、大枚をはたいて購入したのが名機「PowerShotG1」です。癖はあるものの、その解像度や色のりなど当時は大満足の1台でした。しかし、その後は時代の流れに乗ってコンパクト路線を歩むわし。
数年後、久々に大枚をはたいて購入したのが、これまた何の偶然か(コニカ)ミノルタの「ディマージュA2」だったのです。
その昔にディマージュを買ったことすら忘れていたわし。ミノルタというメーカーが何のメーカーなのかも知らなかったわしに、写真を撮ることの本当の楽しさや難しさを教えてくれたのがこの「A2」というカメラでした。
ズームが手動であること、マニュアルフォーカスなんていうものがあること…そんな中で始めて「一眼レフ」というカメラがあることも知り、どんどんカメラの魅力に引きずり込まれていったわけです。
ミノルタに魅力的な(自分が求めるスペックを持った)デジタル一眼レフカメラがあればきっとそちらに走っていたのでしょうが、残念ながらそれはなく、結局手にしたのはキヤノンの一眼レフでした。これまで手にしたカメラはミノルタとキヤノンだけ。
メーカーにこだわりがあるわけではありませんが、何の因果か、初めて自らの手で選んだカメラがミノルタで、そのミノルタの火が消えるということは寂しい限りです。
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