11月 252005
 
まったく、昔の人はうまいことを言うものだ。 十人いれば住人の色があると。 まったくその通りで、子供の頃は「自分の気に入らないやつとなって付き合わなければいいんだ」と息巻いていたけれど、大人になってみるとそうはいかない。 考え方、価値観なんて(もちろん100%合致することなんてのはないのだと思うが)、自分のそれに近い人間を探す方が難しくて、仮に長年の友人であったとしても、それはその人の(自分に合う部分も合わない部分も含めて)クセっていうものを長い時間かけて理解している(かまたは自然の流れの中でそうなった)というだけで、友人だから価値観が同じだとは限らない。 でもそういった人たちともちゃんと付き合っていかなければならないのだ・・・そんなことを考えると途方にくれることがある。 だからといってわしは決してペシミストではない。確かに面倒な問題が山積している現実を見ると逃げ出したくはなる・・・たいていの場合現実逃避に近いことをやり続けてストレスから開放されるのを待つ。でも一度そうなってしまえば、案外普通に現実に戻ってくることが出来る・・・ただの楽観主義者なのかもしれないが、世の矛盾に嫌気がさすことはあれども、どちらかと言えば現実の世の中が好きで、人間に生まれてよかったと思える人間である。だから自分はペシミストではないと信じる。 (ペシミズムを悲観主義と捉えれば、そういう部分は大いにあるが、厭世主義と捉えれば決して自分はそうではないということだと思う) こんな風にまだ自分自身すら定まっていない人間だけれども、果たして自分はこれからどんな人たちと出会い、どんな人生を歩んでいくのだろうか。ただ世の中の波に流され続けていくだけにはならないように、もう少し自分と自分の将来を見つめなおす必要がある。それもじっくりと時間をかけて・・・だ。
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